A式の貼り精度が向上しました。

A式(みかん箱タイプ)の箱、特に小さいサイズ５０サイズ、６０サイズ等の貼り精度が向上しました。
このタイプの箱を作るときには自動グルアという２０メートルぐらいある機械を使います。
まずダンボール箱を展開した(貼る前の状態)ものをこの機械の給紙部に載せます。
すると段ボール箱は順次自動的に送られ貼られてゆきます。
その機械(グルアー)の大改修を行いました。
改造部分は・・・
箱の送りベルトを小さい箱の安定の為に増設
すべてのベルト関係を新品で新しいタイプに交換
(機械が長く折り曲げ行程を巡っているためベルトも長く本数が多い)
そしてボタン式だった制御系をタッチパネルに一新しました。
セットはQRバーコードリーダーで伝票からワンタッチ読み込みにしました。
(これで寸法間違いもなくなります)
製造指示書もQRコード付きのものを発行できるようにバージョンアップしました。
機械を買ったときの１／３程度の費用が掛かりましたが
今のところ大正解でした。
期待以上に精度も出たのでスピートアップも可能になりました。
お客様にはまず、貼りズレの範囲が現象したという事で還元できると思います。
これからも頑張って品質向上を目指します。
アースダンボール　箱職人

Tweet