6月7日の日経MJに「村山らむね」さんが発送箱の記事を書いています
Amazonなどの発送箱について 通販コンサルタントの村山らむねさんが6月7日の日経MJに記事を書いています。
箱については箱職人も色々書いてきたのですが 村山らむねさんの顧客視点の解説は流石と感じます。
やっぱり説明の文章が一般の人が読んだ時に丁寧で判りやすい。
箱職人が箱の文章を書く時の問題点は 箱の常識の境界が判らない点にあると感じました。
これは専門家全てに言えることなのだと思いますが
簡単に言うと 「知らない人がどこまで知らないか知らない」という事です。
専門家としてまた、一顧客としてアマゾンのジッパー箱の問題点として感じているのは
紙粉の問題です。「紙粉」変換しても出てこないこの言葉は紙の業界の人は当たり前の言葉だと思うのですが
紙を切ったり破いたりする時に空中に舞う紙の埃のような粉の事です。
紙の性質によってこの紙粉は出方が違いますが アマゾンの箱のシッパーを切った時にはすごく沢山
紙粉が出ます。
これは段ボールの材質の問題とジッバーを切るという行為そのもの、またジッパーの形状によるものです。
(ジッパーとはつまんでベリベリッと簡単に破けるようになっているミシン目の事です)
私はAmazonの箱の大量に飛び散る紙粉が嫌なので最近は糊付け部分を剥がして開梱しています。
そうすると紙粉は全く出ず、掃除機をかける手間もありません。
これなら 段ボールを一切破くことなく糊の部分を剥がしやすくする工夫もしてくれた方がありがたいです。
最近のコメント