ダンボールの厚さ ~その4~
こんにちは、箱職人です。
本日の埼玉は、天気の良い爽やかな1日でした!
こんな日は、エコソーラークッカーでおいしくご飯が炊けます!
私、休日に自宅近くの公園でエコソーラークッカーを使ってご飯を炊いています。
エコソーラーを広げているとかなりの確立で聞かれます。
「これ何ですか?」と。
なぜか嬉しくなって ”何ですか?” の ”か?” にやや被せ気味で
自慢げに商品の紹介をします。
でも、最近気がつきました。
「え、この商品は何ていうの? 教えてよ!」という人以外
「あなた、公共の場で何やってくれてんの?」と思われている可能性もあるなと。
、、、前向きに考えよう。
さて、今回は「厚紙(コートボール)」と呼ばれる材料について
ご紹介させていただきます。
■厚紙(コートボール)とは?
「厚紙(コートボール)」とは、文字通りに「厚手の紙」の事を指します。
俗にボール紙とも言われる、厚くて丈夫な紙です。
厚くする為、より多くの紙を重ねた積層構造になっています。
また、古紙含有率が高く、環境に配慮した材料です。
■使用用途
厚紙は、紙箱や紙容器以外に、本の表紙、建材、ハガキなど、
生活のあらゆるところで利用されています。
ダンボールとの大きな違いは、段がない事。
これによって、独特のしなりや曲りが出せるので、特性を生かした
パッケージにする場合もあります。
印刷をする場合、フレキソ(樹脂の凸版印刷)印刷ではなく、オフセット印刷のみとなります。
※基本的に小ロット向きの材質ではありません。
■厚さの種類について
厚紙(コートボール)は、1平方メートルあたりの紙1枚の重量で種類分けしています。
単位は「g/㎡」。
例えば「コートボール270g」なら、「平米270gの厚紙」という事になります。
平米あたりの重量規格は、270g、310g、350g、、、600gと、
重量が重くなればなる程、厚くて丈夫な厚紙になります。
※厚紙のメーカーによって、品名、紙のサイズ、重量の規格が異なります。
次回はプラスチック製のダンボール、
プラダンについてご紹介させていただきます。
アースダンボール 営業企画部 吉野修
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