通販用梱包マニュアル
通販用梱包マニュアルは、商品の梱包方法を動画でご紹介。梱包材、緩衝材の選び方、詰め方のノウハウまで、通販業者様に役立つ知識をプロの視点でお伝えします。
また、0円で梱包したい!という方は、身近にあるものだけでお金をかけずに梱包する「¥0梱包マニュアル」から、梱包の豆知識を知ることも出来ます。
椅子の梱包
椅子の梱包では、椅子に必要な緩衝材の選び方やダンボールの選び方、雨漏れや破損対策など椅子の梱包に必要な知識や梱包の仕方をご紹介致します。
■椅子の梱包手順
1)緩衝材の準備
まず、椅子を緩衝材で包みます。
今回用意いたしました緩衝材は、ロール状になっているエアキャップです。
エアキャップを使用することで防水対策や破損の防止などにつながります。
まず、エアキャップを椅子を包む込める大きさにカットします。
椅子の大きさの2.5倍くらいを目安にカットすることをおススメします。
カットしたエアキャップを広げ、上に椅子を置き、被せるように包みます。
包んだ後、透明テープやガムテープ等でテープ止めを行います。
テープ止めの際は隙間なくきちんと止めます。隙間は水濡れの原因につながります。
エアキャップのサイズは一般的な1200×42メートル巻のエアキャップ一般120がオススメです。小さいサイズのエアキャップを使用すると、包むときに寸足らずになって不便なことがあります。
2) 梱包材の準備
中に入れる椅子の大きさに適したダンボールを用意します。今回は、スツールを包むので、【宅配140サイズ】立方体ダンボール箱(手穴付き)を使用します。
キッズの椅子やドレッサー用スツールなどを梱包する際は【宅配140サイズ】立方体ダンボール箱(手穴付き)や【宅配160サイズ】立方体ダンボール(手穴付き)
が最適です。
四角いクッションソファーを梱包する際は
【宅配200サイズ】立方体ダンボール(手穴付き)
が最適です。
ダイニングチェアやオフィスチェアなどの梱包の際は、椅子ごとに特徴やサイズはさまざまです。ぴったりのサイズのダンボールをお求めの際はお客様に合ったダンボールをお作りいたします。お気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。
椅子を解体できる場合は解体することで無駄な隙間をなくし、そのままのサイズより小さいサイズで送れます。梱包サイズに応じて配送料が変わりますので、なるべく安価に送りたいという方にはおススメです。
3) ダンボールの組み立て
この箱の形状はA式(みかん箱)タイプなので、まず底面を組み立てます。
左右上下のフラップ(フタ)を折り、ガムテープを貼って、しっかりと封をします。
この時、一直線に貼ったガムテープに対して垂直に、左右の辺にもガムテープを貼ることをおすすめします。
これで梱包する箱の完成です。
一直線に貼ったガムテープに対して垂直に左右の辺にもガムテープを貼ることで箱の補強にもなります。このひと手間で商品の安全度が増します。
4) 商品の梱包
椅子をダンボールの中に入れます。
空いた隙間には緩衝材をいれます。
これは、配送中の衝撃等での椅子の破損を防ぐためです。
エアキャップ等を隙間に入れます。
エアキャップよりも丈夫なダンボールの端切れなどがあれば、それを折って入れるのがおすすめです。
より配送中の破損等の問題を防ぐことができます。
最後にフラップを閉じて封をすれば完成です。
底面の封の方法と同様に、左右の辺にもガムテープをしっかりと止め、雨濡れを防ぎます。
これで完成です。