通販用梱包マニュアル

通販用梱包マニュアルは、商品の梱包方法を動画でご紹介。梱包材、緩衝材の選び方、詰め方のノウハウまで、通販業者様に役立つ知識をプロの視点でお伝えします。
また、0円で梱包したい!という方は、身近にあるものだけでお金をかけずに梱包する「¥0梱包マニュアル」から、梱包の豆知識を知ることも出来ます。

ギターの梱包

ギターの梱包では、ギターをソフトケースに入れた状態での梱包方法について紹介します。

梱包するもの

アコースティックギター

緩衝材

エアキャップ エアキャップ

エアキャップ一覧へ

梱包材

ギター発送用ダンボール箱【中】 ギター発送用ダンボール箱【中】

■発送前に用意すること

梱包が終わって、発送前に注意してほしいことです。
ギターはヘッドを上にした状態で立てて輸送します。箱に入れてしまうと、ヘッドがどちらか判断できなくなってしまうため、必ず天地無用のケアマークを付けましょう。
さらに、割れ物注意マークも必要です。ケアマークはダンボールガイドのケアマークダウンロードから無料でダウンロードすることが出来ます。

また、伝票を貼る際には、必ずボディーの表面に貼りましょう。輸送中に表裏が間違って運ばれる恐れがありますので、念には念を入れて、中身がギターだと分かるように、ダンボール箱に手書きで中身の品名を記載しておくのも効果的です。

■ギターの梱包手順

1) 破損しやすい箇所の補強

まず、ギターを緩衝材で包みます。

今回用意いたしました緩衝材は、ロール状になっているエアキャップです。

はじめに、弦が緩めてあるか確認します。これは、輸送時に圧が掛かった衝撃で、弦が切れるのを防ぐためです。
弦を緩めたら、ヘッドとネック部分をエアキャップで包みます。
この2点は特に破損しやすい箇所なので、全体を包む前に、重点的にエアキャップを当てることをおすすめします。
まず、エアキャップロールから適量のシートを引出し、切り取ります。これをギターのヘッドとネック部分に当てて、包み込むようにくるくると巻きつけて下さい。
最後にギター全体をエアキャップでひと巻きしましょう。 エアキャップのサイズは一般的な1200×42メートル巻のエアキャップ一般120がオススメです。小さいサイズのエアキャップを使用すると、包むときに寸足らずになって不便なことがありますので、その時はギターの上と下で分けて包み込むなど、工夫が必要です。

2) 梱包材の準備

中に入れるギターの大きさに適したダンボール箱を用意します。今回は、アコースティックギターを包むので、ギター発送用ダンボール箱【中】を使用します。

この箱の形状はA式(みかん箱)タイプなので、まず底面を組み立てます。
左右上下のフラップ(フタ)を折り、ガムテープを貼って、しっかりと封をします。
この時、一直線に貼ったガムテープに対して垂直に、左右の辺にもガムテープを貼ることをおすすめします。(右図)
ひと手間かかりますが、テープを貼ることで箱の補強になるので、ギターに限らず、重さのある商品を梱包する場合に有効な方法です。
これで梱包する箱の完成です。

3) 商品の梱包

ギターを箱の中に入れます。

この時、ギターの下側にスペースを空けて下さい。ここに、丸めたエアキャップをクッションとして入れます。
箱を縦にした時に、ギターのボディーのおしり部分が下になります。落下した時に破損することのないように、十分に緩衝効果をもたせましょう。エアキャップがない場合は、新聞紙を丸めたものや、タオルでも代用できます。

ギターのネックの両側にも同様に緩衝材を入れます。
これは、輸送中に箱の中でギターが左右に揺れたり、衝撃をカバーする目的があります。
エアキャップをクッションとして入れてもいいのですが、この場合は丈夫な緩衝材の方がギターの動きが固定されてますので、ダンボールの端切れなどがあれば、それを丸めて入れるのがおすすめです。(上図)
他の箇所にも隙間があれば、ギターが箱の中でガタつかないように、なるべく緩衝材を詰めて埋めるようにしましょう。

最後にフラップを閉じて封をすれば完成です。
底面の封の方法と同様に、左右の辺にもガムテープをしっかりと貼りましょう。

▼使用した梱包材、緩衝材はこちらより購入できます

▼他にも、ギターのサイズに適した箱を取り揃えております

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