通販用梱包マニュアル
通販用梱包マニュアルは、商品の梱包方法を動画でご紹介。梱包材、緩衝材の選び方、詰め方のノウハウまで、通販業者様に役立つ知識をプロの視点でお伝えします。
また、0円で梱包したい!という方は、身近にあるものだけでお金をかけずに梱包する「¥0梱包マニュアル」から、梱包の豆知識を知ることも出来ます。
スニーカーの梱包<ダンボール編>
スニーカーの梱包<ダンボール編>は、スニーカーを一から梱包する方法について紹介していきます。
靴を型崩れしないように包むところから、箱の選び方まで説明してみました。
■梱包手順
1) 靴の型崩れ対策
まず、スニーカーが型崩れしないようにします。
今回は、更紙を使用します。
まず、更紙をくしゃくしゃにしましょう。満遍なくくしゃくしゃになったら、靴の中に入れましょう。
この時、先に丸めてしまうとつま先へ更紙が行き届かないため、更紙を入れながら丸めていくと、スニーカー全体へ行き渡ります。
靴の中に丸める紙は、一般的には純白ロール紙や薄葉紙が使われています。
身近なものですと、新聞紙やチラシでも代用可能ですが、誌面の印刷が靴へ移ってしまう可能性もありますので、なるべく無地の紙をご利用ください。
2) 梱包材の準備
次に、靴を入れる箱を用意します。
今回は、シューズボックスを使います。
箱の内部がスカスカだと、輸送中に靴が揺さぶられ、靴が損傷してしまう可能性や、揺れの衝撃で箱が潰れてしまう恐れもありますので、ちょうどいいサイズを選びましょう。
※本ページでは、男性用のスニーカーが入るサイズを採用しております。
以下のようなサイズを展開しております。
・ブーツ用
・キッズ&ジュニア用
・ベビー用
・レディース用
3) 梱包材の組み立て
箱が決まったら、箱を組み立てます。
しっかりと折り目に沿って折り込み、組み立ててください。
※この時、折り目を付けながら組み立てるよりも、先に全ての折り目を付けると、組み立てが素早く、楽に行うことが出来ます。
箱が組み上がりましたら、スニーカーを収めます。
N式(額縁)タイプは、ダンボールガイドのN式(額縁)タイプにて、組み立て方法の詳しい解説を見ることが出来ます。
4) 潰れやキズ対策
箱とスニーカーの隙間を緩衝材で埋めましょう。
箱の内側とスニーカーの間にはどうしても隙間が生じてしまいます。
その隙間は丸めた更紙を使って埋めていきます。
スニーカーが箱の中でガタガタと動かないようになるまで、更紙で埋めていきましょう。
緩衝材には、エアキャップ、ミラーマット、詰め紙、フィックスペーパー、ハイタッチ、エコタッチ、アスパックサラサラなど様々な種類がありますが、古新聞を丸めて入れたり、隙間の範囲に応じてダンボールの端切れを加工して入れることも有効です。
5) 商品の梱包
最後に、防水対策としてシューズボックスをビニール袋で包みます。
商品の水濡れや、箱にキズがつくことを防止する目的があるので、袋はなるべく頑丈なものを選びましょう。
おすすめは、宅配便対応ビニール袋です。水濡れ防止効果だけでなく、引っ張りにも強い特性を持っていますので、破れ防止にも優れています。
梱包方法は、箱をビニール袋の中に入れて封をし、余った部分を折り込みます。折り込んだ箇所は、透明テープなどで留めれば完成です。
普通のOPP袋や、ビニール袋で包むだけでも、水濡れだけなら防止できます。
しかし、輸送中に何かに擦れたり、引っかかった拍子に、袋が破れてしまう恐れがありますので、宅配便対応ビニール袋のような強度のあるビニール袋をご使用ください。