通販用梱包マニュアル
通販用梱包マニュアルは、商品の梱包方法を動画でご紹介。梱包材、緩衝材の選び方、詰め方のノウハウまで、通販業者様に役立つ知識をプロの視点でお伝えします。
また、0円で梱包したい!という方は、身近にあるものだけでお金をかけずに梱包する「¥0梱包マニュアル」から、梱包の豆知識を知ることも出来ます。
単行本の梱包10冊の梱包
B6判単行本を10冊梱包する方法について紹介致します。 傷や水濡れ対策の知恵やダンボールの選び方などを紹介していきます。 単行本2冊の場合は、単行本2冊の梱包を、単行本1冊の場合は単行本1冊の梱包をご覧ください。
梱包手順
1) 緩衝材の準備
単行本の破損防止や水濡れ防止のため、エアキャップを用意します。エアキャップを25×40cmくらいにカットし、包んでいきます。
5冊以上の場合は2~3冊ずつなど少ない数に分けることで、簡単に、きれいにエアキャップで包むことができます。
無理に多くの単行本を包もうとすると、なかなかうまく包めません。
梱包する段階で、ページが折れてしまう恐れがあり、せっかくの商品が傷ついてしまいます。
エアキャップで包む前に、OPP袋に入れることでより防水対策につながります。
また、オークションやフリマの出展者様の場合は、お客様に丁寧な印象を与えることができるためおススメです。
2) 梱包材の準備
次に、ダンボールを用意します。
ダンボールは本の大きさや冊数を考え、収まるものを選びます。
今回はB6判単行本を梱包するため、底面がB6サイズのダンボールを用います。
3) 商品の梱包(箱に収める)
ダンボールが決まったら、組み立てます。
ダンボールを組み立てる前に、ダンボールの折り目に沿って強く折っておくと楽に組み立てられます。
単行本を平積みにして中に入れていきます。
空いた隙間にはエアキャップを詰めていきます。
隙間に詰めることで、配送中の揺れなどによる破損を防ぎます。
エアキャップのほかに、更紙もご使用いただけます。コストをなるべく抑えたい方は更紙をおススメします。コストを全く掛けたくないという方は新聞紙やチラシがでも代用可能です。
4) 商品の梱包(蓋をする)
蓋を閉じます。
梱包をする際にはガムテープや透明テープなど、50mm程度の幅の広いテープを上から貼ります。
隙間となる部分を作らないようにしっかりとテープ留めを行います。テープは箱の中央だけでなく、両端にも張ると、雨漏れや底抜けを防ぐことができます。天面だけでなく、側面にも同じように貼りましょう。
これで完璧です!