アースダンボール・ストーリー~創業編~■メルマガVOL54■2018年5月号
テレビ放送されるような企業歴史は確かにおもしろい。
でもあなたは自分の会社の歴史がどれほど素敵なのか、
知らないだけなのかもしれない(創業者は別・・・)。
これは、アースダンボールのメルマガが
発行50回を突破した記念配信プロジェクトの第二号。
普通、○○回記念などの場合は、
"読者様への感謝の意を込めて"、なんてうたうのに、
ここぞとばかり、
自分がやりたいプロジェクトを進めてしまう私たち。
(私達じゃなく私か・・・)
いや、むしろ感謝の意を込めてるからこそなんです!
なぜなら、なんだかんだで、
読者様もそう望んでらっしゃるようだから・・・
(´o`)п(´o`)п(´o`)п(´o`)п(´o`)п
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前号までのあらすじ↓↓
https://www.bestcarton.com/profile/magazin/2018-apr.html
前号でご紹介した、
世界唯一のアメリカ本土空爆を成した奥田省二さんは、
奥田敏光現社長の従伯父(じゅうはくふ)にあたる。
そして今回登場して頂く人物は、
奥田敏光現社長の祖父であり、奥田省二さんの叔父、
その人の名が 奥田重治郎(じゅうじろう)さん。
(細かな親戚図は頭がこんがらがるので、
今回は現社長のおじいちゃん、とだけにしましょう)( ̄ ̄;)
この人が、アースダンボールの前身を作った人です。
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始まりは東京荒川区。
奥田省二さんがアメリカ本土空爆を成したその時代から
さらに逆のぼる戦前より、
奥田重治郎はここでスリッパ製造工場を経営していた。
その社名も「東京スリッパ」!! (゜Д゜)(゜Д゜)(゜Д゜)
ええ!? あの会社って、元々はそうだったの??
という "創業あるある" がここにもあった。
なんとアースダンボールの前身はスリッパ屋さん!!
実はスリッパは東京で発明されたものらしい。( ̄‐ ̄〃)
しかしそのスリッパ工場も強制疎開(強制立ち退き)の対象になり、
重治郎は実家のある埼玉県新座市(にいざし)に、
工場を捨てて戻らなければならなかった。
その後、その工場は空襲で焼け、やがて終戦・・・。
沢山の大切な人を失い、物を失った日本だった。
でも、魂だけは失わなかった。
その魂がここにもあった。
何も無くなった中、重治郎は偶然あるものを見つけた。
それは、
アメリカ軍の物資輸送に使われて廃棄された厚紙の箱。
その箱を見て重治郎は今までの習慣で、
"スリッパの芯に使える"
と思って拾ってみた。
触ってみると、それは思いのほか丈夫な厚紙だった。
その時、重治郎の中で、
今風に言えば何かが"ビビビっと"
(え?もう死語ですか?)
まあとにかく、ビビビでもピーンでも、キタ!
っていう雰囲気だったかどうかはわかりませんが、
(たぶん違いますね。もっと神聖な瞬間です (ーー;))
重治郎はそれを再加工して箱を造り、それを売る"箱屋"を始めた。
____________
アメリカ軍の破棄箱を見つけた瞬間。
それはアースダンボールの原形が誕生した瞬間だった。
重治郎さんと廃棄箱の出会い。
もしこれが無ければ、
アースダンボールがあなたに箱を届けることは無かった。
そう、
あなたが慕ってやまない?うちの推しスタッフに会うことも(-_-)
あなたが苦笑いしながらお待ちのこのメルマガに会うことも(-_-)
あなたが弊社から箱や商品をご注文頂き、
その届いた商品に同梱されているアンケート用紙の
"アースダンボールを選んだ理由は?"の選択回答で、
"社長の顔がよかったから"
という欄に花丸や五重丸を付け、
『これ、ゴマすり回答入ってるよね(笑)』
と、うちのスタッフ達を笑わせて下さったり( ̄ω ̄;)
あなたがアースダンボールにお電話を下さり、
以前どこかでお買いになった他社様の商品名をおっしゃりながら
『これ注文したいんだけど』と一生懸命ご説明下さった後、
『おそらく他社様でご購入された箱でしょうかね~』(〃´o`〃)
というアーススタッフのはにかむ声に、
『あれ?間違っちゃった~。
てっきりアースさんで買ったと思ってたよ~。ごめんね~
どうせだから、なんか近いサイズ無い~??』♪( ̄▽+ ̄*)
『それでしたら、こちらはいかがですか~?』(・_-)/
という、アーススタッフの天使のような電話対応に、
『ちょうどいいねえ。じゃあ、それにするよ~』o(〃^▽^〃)o
といった、"そんなんあるわけないじゃ~ん" という、
嘘のような本当の楽しい展開を実際にしてしまうことも、(ーヘー;)
あなたが、あなたがああ、ε= ε= ε=ヾ(;~o~)ノ
こ、この辺にしておきましょう、
それらすべてが無かったわけです。ええ、そうですとも。
その運命的な出会いの後、アメリカ軍の廃材を原料として、
それにクラフトの表紙を手作業で貼ってきれいな厚紙を作り、
オーダーメイドの厚紙の箱に加工して販売していたのです。
これがアースダンボールの始まりだった。
つづく。
(´o`)п(´o`)п(´o`)п(´o`)п(´o`)п
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【編集後記・へんしゅうこうき】
なぜだろう?
こうして編集をしていたら、
入社してから今までの、仲間やお客様との、
楽しかった思い出や、時に辛かった思い出たちが、
走馬灯のように次々とフラッシュバックしてきた。
今は走馬灯が似合う場面じゃないんだが・・・。
これが、
歴史の深さを知ると今を知る、ってことかなあ?
イチ企業の歴史って、
興味ない人には全くないし、面白くもなんともない。
自分も、ある角度からは今もそう思っています。
それを、
どう伝えたらあったかくなるか。
どう伝えたら絆が生まれるのか。
どう伝えたら自分達を誇れるか。
難しそうだったのでチャレンジしてみようと思いました。
ただそれには、これまでにできた私の"編集長像"が
ちょおっと邪魔で・・・
(あ、いや、その、なんていうか、すみません、)(⌒_⌒;
今までの編集長テイストを抑えつつ、
でも楽しくもあったかくもしたくて、
でも歴史の素敵さもお伝えしたくて、
色んなことが結局うまく言えなくて、
そんな編集長の困惑、格闘っぷりも想像しつつお読み頂くと、
より一層楽しめる号に仕上がっております。
(上手くいかないのを逆手にとったな・・・)σ( ̄、 ̄=)
次号は、
創業後のアースダンボール、激動の昭和編、
をお届け予定です。
あ、そうそう、
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あなたにも、あなたの会社にも、
きっと素敵な歴史があることでしょう。
良かったらぜひ聞かせて欲しいです。
お寄せ頂いた歴史の中から1名様に、
『あなたの会社の素敵な歴史大賞!!』を
プレゼントさせて頂きます。
(最後の最後でやっと感謝企画らしくなってきましたね)。
長くても短くてもぜんぜんオッケー!
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もしくは、このメールへそのままご返信でもOKです。
今号も最後までお読み下さりありがとうございました。
m(__;)m
5月某日 メルマガ編集長 やまぎし
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