国際小包の料金｜大手3社を配送国別に紹介

日本から海外に荷物を送る場合、日本郵便やヤマト運輸が提供する国際小包・国際宅配便サービスを利用する必要があります。国際小包・国際宅配便サービスは、提供する業者によって、料金やサービス内容が異なるため、自分に合った業者のサービスを選択しなければなりません。

この記事では、「日本郵便」「ヤマト運輸」「佐川急便」の大手3社が提供する国際小包・国際宅配便サービスについて、配送国別に料金例を紹介します。さらに、海外に荷物を送る場合に適したダンボールについても取り上げるため、ぜひ参考にしてください。

日本郵便で海外に荷物を送る場合に使える郵便サービスとしては、「EMS」と「国際小包」が挙げられます。

EMSとは、書類や荷物をスピーディーに海外に送れるサービスです。EMSで発送した書類や荷物は、通常2～4日程度で送付先に届けられます。

国際小包は、一般的な荷物を海外に送る際に利用できるサービスです。

国際小包には、航空便・SAL便・船便の3種類の発送方法があります。飛行機で輸送する航空便は3～6日程度で荷物を届けられますが、その分料金が割高です。SAL便は荷物の到着に6～13日程度かかりますが、航空便と比較すると料金が安くなっています。ただし、SAL便には対応していない国が多いため注意が必要です。

船便は船で輸送を行うため輸送期間が1～3か月と長くなりますが、その分料金が格安となっています。

日本郵便の国際小包やEMSで荷物を送る場合の料金は、日本郵便の公式サイトで確認することが可能です。

日本郵便「料金・日数を調べる」

ここでは、下記のケースにおける国際小包とEMSの料金・所要日数を紹介します。日本郵便を利用して海外に荷物を発送する際には参考にしてください。

日本郵便「国際小包」

上記は、荷物の重さが10kgの場合の発送料金一覧となっています。

また、配送にかかる日数はあくまでも目安です。運送便や現地での取り扱いなどの状況によっては、上記の表に比べて日数を要する場合があるため注意してください。

ヤマト運輸では、「国際宅急便」を利用することで海外に向けて荷物を発送できます。

国際宅急便は、発送した荷物を世界各国のヤマト運輸の協力会社が配送するサービスです。発送できるサイズの上限は、縦・横・高さの合計が160cm以内で、重さは25kgまでとなっています。通常のヤマト運輸の宅急便と同じく、60サイズ～160サイズまでの料金体系です。また、海外に書類を発送する際に便利な「書類パック」も利用できます。

ただし、国際宅急便では対応していない国がある点が注意事項です。紛争地域ではありませんが、個人顧客は中国やカナダなどに荷物を発送できません。

ヤマト運輸の「国際宅急便」で荷物を送る場合の料金は、ヤマト運輸の公式サイトで確認できます。

ヤマト運輸「国際宅急便国別ガイド」

ここでは、下記のケースにおける国際宅急便の料金や所要日数について紹介します。

ヤマト運輸「国際宅急便」

上記は、サイズが100cm以内、重量10kgまでの荷物を国際宅急便で発送した場合の料金です。上記料金は、集荷料・通関料・配達料が含まれたパック料金となっています。なお、料金は発払いのみで、着払いには対応していません。

所要日数は発送日を除いた数字となっています。所要日数は発送する曜日によっても変わるため、詳しく知りたい場合はヤマト運輸の公式サイトを確認してみましょう。

また、上記日数はあくまで目安であり、確実に届く日ではありません。フライト状況や天候、配送先での通関手続きなどによって所要日数は変動するため注意してください。

佐川急便では、「飛脚国際宅配便」を利用して海外向けに荷物を送ることができます。

飛脚国際宅配便は、海外への荷物をドア・ツー・ドアで配送する宅配サービスです。運賃は小荷物・書類別に細かく設定された、重量0.5kg単位の体系となっています。

飛脚国際宅配便には「スモールパーセル」と「ドキュメントクーリエ」の2種類あります。スモールパーセルは、小冊子や製品サンプルなどを海外発送できる小荷物輸送サービスです。ドキュメントクーリエはビジネス書類用の国際発送サービスであり、書類やカタログなどの印刷物を発送できます。

佐川急便の「飛脚国際宅配便」で荷物を送る場合の料金は、佐川急便の公式サイトで確認可能です。

佐川急便「飛脚国際宅配便　料金表」

ここでは、佐川急便のスモールパーセルやドキュメントクーリエで荷物・書類を海外発送する場合の料金や所要日数について紹介します。

佐川急便「飛脚国際宅配便」

上記は、スモールパーセルは10kgの小荷物、ドキュメントクーリエは2kgの書類を発送した場合の情報となっています。2kgを超える重量の書類を海外に送りたい場合は、スモールパーセルの2㎏超過の運賃が適用されるため注意してください。また、寸法や重量が規格外の場合は別途手数料が10,000円かかります。

海外に荷物を送る場合は、特に丈夫で高品質なダンボールを使用することが大切です。梱包資材の専門サイト「アースダンボール」では、海外への配送に適した丈夫で高品質なダンボールを数多く販売しています。

ここからは、荷物を海外に向けて発送する際におすすめのダンボールを2つ紹介します。

おすすめ商品

◆【宅配160サイズ】定番ダンボール箱（EMS対応仕様）

EMSに対応した宅配160サイズのダンボールです。外寸法は610×410×560mmとなっています。B3用紙でも余裕をもって入れられるサイズです。オーソドックスな仕様で、衣類や食品はもちろん家電なども入れられます。丈夫なダンボールであるため、EMSの発送はもちろん、通販事業者などの法人にもおすすめの商品です。

【宅配160サイズ】定番ダンボール箱（EMS対応仕様）はこちら

◆海外引越用(国際小包対応)

国際小包Aサイズに対応できる最大寸法のダンボールです。外寸法は766×576×541mmで、3辺の合計が190cm以内となっています。丈夫な材質で作られたダンボールであるため、海外への発送や引越しなどに最適です。

海外引越用(国際小包対応)はこちら

日本国内から海外に荷物を発送する際には、国際小包・国際宅配便サービスを利用しなければなりません。国際小包・国際宅配便サービスを提供する業者によって、具体的なサービス内容や料金が異なるため、目的・用途に適合した業者・サービスを選ぶ必要があります。

梱包資材の専門サイト「アースダンボール」では、海外への発送に対応した丈夫で高品質なダンボールを数多く販売しております。日本から海外に大切な荷物を安全に送り届けたい場合は、海外発送対応の丈夫なダンボールを取り揃えているアースダンボール公式サイトをご覧ください。

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