ハートの修理課■アースダンボールメルマガVOL57■2018年8月号
私の名前はルーシー。
アースダンボールの社員になって5年目になるわ。
実は、私にはちょっとした秘密があってね・・・
配属されている部署がちょっと変わってるの。
私の配属部署は・・・"ハートの修理課"(゜o゜)
聞いたこと無い部署でしょ・・・?
(´o`)п(´o`)п(´o`)п(´o`)п(´o`)п
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ハートの修理っていっても、
私は心理学者でもカウンセラーとかでもないの。
かなり普通の女の子よ。自分ではそう思ってる。
でね、私の"表向き"の配属部署は 業務部 (*´∀`*)
お客様対応とか事務作業が中心のお仕事なの。
"ハートの修理課"は社長の秘密の勅命なのよ。
まるで『特命係長 只野仁(タダノヒトシ)』ね。( ̄ー ̄)bグッ
あ、ごめんなさい、ちょっと古いかしら(^_^;)
結構好きなのよ、高橋克典さん!! (´ε`*)
まあ、それはいいとして、
"ハートの修理課" への配属になる前のある日、
うちの(アースダンボールの)奥田社長が
私にこう言ったの・・・
社長:『ねえ、ルーシー、君って、持ってるよね・・』(^_^)
私 :『え? 私が持ってる・・・? 何をですか?』(・_・?)
社長:『お客様の心がわかる目(心)、っていうか、』( ̄∇ ̄☆)
私 :『ええ? なんですかあ? それ。
みんなと、同じじゃないですかね?』(・_・?)
社長:『ううん、、君のは、なんかちょっと違うみたい。
なんていうか、ハートの傷がわかる、みたいな』(-_-)
私 :『ええ? ハートの傷、ですか・・・?
そう、でもないと思いますけど・・。
やっぱりみんなと、同じですよ~』(〃⌒∇⌒)
社長:『そうかなあ。 例えばあの時だってさ・・・』(-_-)
私 :『あの時・・・・・・・・?』(○ ̄~ ̄○;)
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あの時、それは、この会話の半年ほど前のこと。
それはごく普通の一件のお問い合わせだったの。
"今使っている梱包資材のコストを今より下げたい"
っていうお問い合わせは、毎日のように頂く。
その中の一件だった。
そのお客様からある程度の状況をお聞きして、
うちで扱っている商材を見渡してみて、価格を見て。
パッとみだけど、そのお客様のご希望のコストまでは
サクッと対応できなさそうだったの。( ̄ヘ ̄)
まあそれはそうなんだけど、なんていうかそのお客様、
焦ってる感っていうか、 ;´Д`)
せっぱつまってる感っていうか、 ;´Д`)
"コストを下げなきゃ"っていう気持ちだけ前に出て、
ちゃんとした状況を伝えてもらえてない気がしたの。
それで、思い切って聞いてみたの・・・
『状況、そんなに大変なんですか・・・?』って。
そしたら、会話の雰囲気が少し変わってね、
クライアントさんからの強い要望があるとか、ε=(‐ω‐;)
上司から毎日キツ~イ指示が降りてくるとか、ε=(‐ω‐;)
ろくな引き継ぎもなく前任者が退職したとか、ε=(‐ω‐;)
とっても大変だっていう気持ちを話してくれたの。
それから、梱包の状況とか現場の方の声とかもね。
私は具体的な内容とかお客様の気持ちまで全て感じたまま、
うちの(優秀な)オーダーメイド対応担当に引き継いだの。
そしたらその(優秀な)オーダーメイド担当者がね、
見た目の数字やら価格は下げられなかったけど、
今よりも生産効率をUPさせる方法を提案してくれて、
結果的に、コストを下げたいという当初の希望よりも
効果の高い改善ができた \(^▽^)/ って、
クライアント様にも上司にも言って貰えたって、
そのお客様、とっても喜んでくれたわ。
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社長:『そうそう、それそれ。
あの時は僕も嬉しかったんだよな~』( ̄ー ̄)
私 :『ありましたね、そんなことが・・・』(^^)
社長:『それからほら、あんなこともあったよね?』( ̄o ̄)
私 :『あんなこと?まだなんかありましたっけ?』(・_・?)
______________
そのお客様から頂いたお問い合わせは、
"今お願いしているダンボール箱の業者さんに
『もう箱を作れない』と言われてしまった。
今と同じ箱が作れる会社を探している" (-д-;)
っていう内容だったの。
内容を聞いてみると生産には全く問題なくて、
コストも今と同じくらいでできそうだったの。
これだけ見ればうちにとってはいい話。
いい話、なんだけど・・・(; ̄ー ̄)
そのお客様の声、何かちょっと寂しそうだったのよ。(´・ω・`)
でね、やっぱり聞いちゃったの、
『もし差支えなければ、箱を作れないって言われた理由、
聞かせて貰えませんか・・・?』って。
まあ勿論、箱の更なる改善の糸口にもなればと思ってね。
そしたらね、ちょっと意外そうな反応だったけど、
その業者の担当者とちょっとした行き違いがあって、(´・ω・il)
それが原因でお互いに引くに引けなくなっちゃって、(´・ω・il)
つまらない意地張っちゃったよ、・・・・・・・・、(´・ω・il)。
って、話してくれたの。
そして一通り話し終わると、
『ごめん、アースダンボールさん、ルーシーさん、だっけ。
もう一度、前の業者とちゃんと話してみるよ。
あなたにも、時間をとらせちゃってごめんね。
それと、話聞いてくれてありがとう・・・』
って言ったの。
そんな訳でその時に箱はうちで買ってもらえなかったけど、
その半年後くらいにそのお客様からまたご連絡を頂いてね、
なんでも今の取引業者さんでは作れない箱の案件があって、
その箱の生産オファーを頂いたの。
それから、その業者さんとは今でもお取引が続いてるって、
あの時はありがとうって、言ってくれたの。
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私 :『ああ、ありましたね~、そんなことも。
それで、それが、私が"持ってる"ってことなんですか?』(・_・?)
社長:『ううん、持ってるっていうか・・・σ( ̄、 ̄=)
こういう仕事してると、いろんな問い合わせがあってさ。
僕もある時ふと思ったことがあるんだけどさ、
問い合わせてくれるお客様の中には、箱の事だけじゃなくて
その箱の事で"ハートが傷ついてる"人も居るんだなって。
しかも、箱を解決できてもハートの解決にはならなかったり。
それが見えた時、どうするかとかどうすべきかとか、
その答えは、実は今でも無いんだけど。
でももし、そのお客様がうちと関わることで、
箱の問題と一緒に傷ついたハートも少しでも良くなるなら、
最高、だなって・・・』(´-`).。oO
私 :『ううん、、、それでハートの修理課、なんですね・・・。
でも、課の名前がちょっとはずかしい、かな(〃'∇'〃)』
社長:『や、やっぱりダサイ・・・? ( ̄、 ̄=)』
私 :『え、ええ、しょ、正直かなり、da・sa・i・・・(^^;)』
完
(´o`)п(´o`)п(´o`)п(´o`)п(´o`)п
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【編集後記・へんしゅうこうき】
あなたはルーシーのような対応、どう思いますか?
っていうかルーシーみたいな人、どう思いますか?
ここでは、ビジネス上での正しさとかセオリーとかを
問うたりはしておりません。
(っていうかそんなことできましぇん・・・)(〃 ̄ω ̄〃)
接客や対応には、好き嫌いもあるとは思いますが、
そうですね、今号を一言でいえば、
人間っていいな、、、人間、だなあ~。
って感じです。
あなたがもしアースダンボールに問い合わせた時、
『は? なんでそんなこと聞くの・・・?』
という場面があったらそれは、
そのスタッフの隣りに特命係のルーシーが居るのかも、
しれません。
今号も最後までお読み下さりありがとうございました。
m(__;)m
8月某日 メルマガ編集長 やまぎし
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