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紙袋郵送のメリット・デメリット|梱包方法や注意点も解説
通常、ゆうパックや定形外郵便などで荷物を送る際には、ダンボール箱に荷物を入れて発送します。しかし、ダンボール箱ではなく「紙袋」に荷物を入れて、ゆうパックなどで送る方もいます。紙袋を梱包用の資材に選択する理由は、梱包資材のコストと送料を抑えるためです。
この記事では、紙袋に荷物を入れて送るメリット・デメリットについて、詳しく解説します。また、紙袋郵送を行う場合に必要な梱包資材や、紙袋郵送を行う場合の注意点についても取り上げるので、ぜひご覧ください。
1.紙袋で荷物を郵送できる?
ゆうパックなどを使って荷物を送る場合、ダンボール箱を使うことが一般的です。しかし、必ずしもダンボール箱を使う必要はなく、紙袋に荷物を入れて送ることもできます。ゆうパックには専用袋がありますが、わざわざ買う必要はありません。手持ちの紙袋や封筒でも、荷物は送れます。
紙袋はダンボール箱よりも軽量で、低コストです。これまでいつもダンボール箱で送っていた方は、荷物のサイズや種類に応じて、紙袋を使うことも検討するとよいでしょう。
2.紙袋郵送のメリット・デメリット
紙袋郵送は、家にある紙袋で荷物を送ることができるので、ダンボール箱を用意する必要がなく手軽です。しかし、紙袋郵送にはいくつかのメリット・デメリットがあります。紙袋の使用を考えている場合は、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのか、知っておきましょう。
2-1.メリット
紙袋郵送の主なメリットは、以下の3点です。
・送料が抑えられることが多い
荷物の送料は、サイズと配達先で決まることが一般的です。荷物のサイズが小さく、近距離への発送であるほど安くなる傾向にあります。ダンボール箱は荷物の周りに不要な隙間ができることがありますが、 紙袋なら折りたたんでぎりぎりまで小さくすることが可能です。荷物のサイズを小さくできることで、料金を抑えられる場合があります。
・梱包しやすい
ダンボール箱の場合、荷物の周囲にできた隙間には緩衝材などを入れ、輸送中に動かないようにすることが必要です。紙袋は荷物の形状に合わせて自在に折れるので、あまり手間をかけずに梱包できます。
・入手しやすい
買い物をした際に商品を入れて渡された紙袋を、何かのときのためにと保管している家庭も多いでしょう。自宅に保管している紙袋を使って郵送すれば、ダンボール箱のようにわざわざ購入して用意する必要がなく、手軽です。
2-2.デメリット
紙袋を使った郵送には、メリットだけではなく、いくつかデメリットがあります。
・ダンボール箱より強度が弱い
紙袋はダンボール箱よりも薄く弱い素材です。 輸送中に他の荷物とこすれたり雨に濡れたりすると、破れてしまう可能性があります。発送先に到着するころには、表面がぼろぼろになっているといった事態も起こりかねません。
・荷物の破損リスクがある
ダンボールに荷物を入れている場合は、輸送中にぶつかっても衝撃はある程度緩和されます。一方で、紙袋では強い衝撃をダイレクトに受けて、中身が破損してしまうこともあります。割れ物や高価な品物を入れるのには、紙袋は向いていません。
3.紙袋郵送を行う場合に必要な梱包資材
ここでは、紙袋郵送に必要な梱包資材について解説します。それぞれ、おすすめの商品も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
(1)紙袋
まずは、もちろん紙袋が必要です。大切な荷物を送りたい場合は、紙袋はなるべく厚みがあり、丈夫なものを選ぶとよいでしょう。
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◆アレンジバッグ(ホワイト)
底面がやや大きい、ゆったりサイズの紙袋です。高さもあるので大きな荷物もすっぽり入り、折りたためば小さな荷物の郵送にも対応できます。底板付きで、底面が補強できるのも嬉しいポイントです。色は清潔さを感じさせる白色で、中に入れるものを選びません。
(2)テープ
梱包した後は、中身が動いたり、袋の口から出たりしないように、しっかりと留めるテープが必要です。
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(3)ビニール袋
ビニール袋は、紙袋の中に入れる商品の水濡れ対策で必須です。大きめサイズをそろえておくと、さまざまな商品に使え重宝するでしょう。
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◆宅配便対応ビニール袋(グレー)600×450
A2サイズが、ゆったり入るサイズです。丈夫なつくりで、力を込めて引っ張ってもペンで突いても、簡単には裂けたり穴が開いたりしません。折り返し部分に強力なテープが付いていて便利です。
(4)気泡緩衝材
欠けたり傷ついたりする可能性がある品物など、荷物の種類によっては、気泡緩衝材も用意して保護しましょう。
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4.紙袋郵送を行う場合の梱包方法
ここでは、紙袋郵送する際の荷物の梱包方法について、順を追って紹介します。
(1)荷物をビニール袋に入れる
紙袋は、配送中に衝撃で破れたり、雨が降った場合は濡れたりするリスクがあります。汚れなどから荷物を守るためには、紙袋で郵送する場合、荷物はビニール袋に入れましょう。荷物を入れたら、ビニール袋の中の空気を丁寧に抜いて、袋の口をぴったりと閉めます。
(2)気泡緩衝材で包む
ダンボール箱とは違い、紙袋郵送では配送中の衝撃がダイレクトに荷物に伝わります。衝撃から守るために、荷物は気泡緩衝材で包みましょう。ビニール袋に入れた上から、ぐるりと一周巻いてテープで留めます。
ただし、衣類やタオルといった衝撃による破損のおそれがないものであれば、あえて包む必要はありません。
(3)紙袋に入れて折りたたむ
(2)までできたら、紙袋に入れて、荷物の形に合わせて折りたたみましょう。荷物のサイズは送料に関係するので、なるべく余分なスペースができないように、ぴったり折りたたみます。
ぴったり折るのは、中で荷物が動かないように固定する意味合いもあります。紙袋の持ち手は、そのままにしていると配送中に引っかかるおそれがあるので、切り取るか中に折りこむかしましょう。
(4)テープで留める
最後に、紙袋の口を丁寧にテープで留めて完了です。配送中に口が開かないように、テープは荷物の裏側まで回して留めるとよいでしょう。破れやすい側面や底面もテープを貼っておくと補強になります。
(5)送り状を貼って郵便に出す
送り状に宛名や住所などの必要事項を記入しておき、荷物に貼り付けます。後は、郵便局の窓口に持ち込むか、集荷を依頼しましょう。
5.紙袋郵送を行う場合の注意点4つ
紙袋郵送は手軽な方法ですが、いくつか注意が必要なポイントがあります。ここでは、主な注意点を4つ紹介します。
◆丈夫な紙袋を使用する
配送中に破れる事故を防ぐために、紙袋はなるべく厚みがあり、しっかりとした丈夫な素材のものを選ぶことが大切です。破れやすい側面や角に、テープを貼って補強することもおすすめです。
◆防水対策を十分に行う
配送中に雨が降ると、雨水が紙袋の中まで染み込んで荷物が濡れてしまうおそれがあります。荷物はビニール袋に入れてきちんと口を閉じるなど、紙袋が濡れても問題にならないような防水対策を講じることが欠かせません。
◆余分な部分はテープで固定する
持ち手や余ったマチの部分などは、折りこんでテープで固定しましょう。小さくコンパクトにまとめることで、送料が安くなる可能性があります。また、持ち手を固定することで、配送中に引っかかって破れるトラブルも防げます。持ち手は固定せず、切り取ってもよいでしょう。
◆割れ物は送れない
ガラスや陶器などの割れ物や精密機器など、衝撃に弱いものを紙袋で郵送することは、やめておきましょう。紙袋は薄く、衝撃を吸収する構造にはなっていないので、配送中に破損するリスクがあります。割れやすいもの・破損しやすいものは、緩衝材で十分に包んだ上でダンボール箱を使って送りましょう。
まとめ
「紙袋」を梱包資材に使用して、ゆうパックや定形外郵便で送るメリットは、荷物全体のサイズを小さくして、送料を抑えられることです。また、ダンボール箱よりも紙袋のほうが、梱包しやすく、入手しやすいと考えている方もいます。
ただ、ダンボール箱に比べて紙袋は、強度の面で不安があります。そのため、紙袋で荷物を送る場合は、強度の高いものを選ぶことが大切です。
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