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【簡単3STEP】本の梱包方法|必要なアイテムから梱包のコツまで
売買した本に配送サービスを利用する場合、相手の手元に届いた本の状態によっては心証や評価が大きく下がったり、クレームにつながったりすることがあります。より良い状態で商品を届けるためには、細かい部分にまで気を配りながら本を梱包することが大切です。
そこで今回は、本の梱包作業に必要なアイテムと基本的なポイント・手順について解説します。ひと手間で簡単に評価を上げることができる「本を梱包する際のコツ」も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
1.本を梱包する際の基本ポイント
本をどのように梱包して良いかわからない場合は、基本として下記3つのポイントを押さえておきましょう。
- 輸送時に濡れるような梱包をしない
梱包した本は、さまざまな荷物とともに輸送されます。本は紙製品であるため、もしも他の荷物が水漏れを起こしたとき、しっかり水漏れを防げるような梱包でなければなりません。 - 輸送時に折れるような梱包をしない
本は折れやすい紙製品です。輸送時は特に多くの衝撃がかかるため、しっかり梱包できていなければ角折れを起こしてしまう可能性があります。 - 中身(本)が見えるような梱包をしない
外から本の表紙や中身が透けて判別できてしまう梱包の仕方は、注文側のプライバシーを保護できていないだけでなく、しっかり梱包できていないということにもなるため、避けたほうが無難です。
2.本を梱包する際に必要なアイテム
まずは、下記の梱包資材を揃えましょう。どのアイテムも、100円ショップやホームセンター、インターネット通販などで購入できます。
梱包材 |
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1~2冊の場合は宅配袋やクッション封筒、複数冊をまとめて送る場合はダンボールを利用しましょう。配送する本の大きさや量に合わせて、ちょうど良いサイズを選択することが大切です。
緩衝材 |
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緩衝材は、箱の中で動いてページがめくれたり、袋の外から擦れて傷がついたりすることを防止します。クッション封筒の場合、過剰な緩衝材の使用は必要ありません。
水濡れ防止用 |
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水漏れ防止アイテムは、配送中の濡れを防いでくれます。本が少ない場合はOPP袋、まとめて送る場合はストレッチフィルムで包装します。アクシデントに備えて二重包装にしたい場合は、多めに用意しましょう。ビニール袋やラップでも代用可能なものの、密閉性や強度は下がります。
固定・貼付用 |
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緩衝材などの固定と梱包材の密閉には、糊よりもテープ類が便利です。剥がしやすいマスキングテープとしっかり梱包できるガムテープを併用すると良いでしょう。OPPテープもあると、宛名の保護などに使えます。
上記のアイテムは、すべてを同時に揃える必要はありません。余分に購入して置き場所に困らないよう、配送する本の冊数や種類に応じて順次買い足しましょう。
3.【簡単3STEP】本を梱包する際の基本的な手順
順を追って丁寧に梱包することで、見た目の美しさを保ったまま本を安全に配送することが容易となります。
ここでは、本を梱包する際の基本的なやり方を、3つのステップに分けて解説します。ステップごとに使用するアイテムのコツなども紹介するため、ぜひ参考にしてください。
3-1.【STEP1】OPP袋で梱包する
OPP袋を利用すると、簡単で見た目も美しく仕上がり濡れや汚れを防止できます。基本は1冊1袋です。
▼OPP袋で梱包する
- (1)OPP袋に本を入れ、角を合わせる
- (2)余った側面を本のサイズに合わせて折り、テープで固定する
- (3)OPP袋から空気を抜き、口を閉じる
- (4)余った上部を本のサイズに合わせて折り、テープで固定する
おすすめテープ
【送料無料】150巻以上でさらに18%オフ!商品の梱包に最適なOPPテープ
コストパフォーマンス抜群の輸入透明OPPテープ。幅は48mmで、長さが100メートル巻のテープです。高品質な輸入品で国産品と同じようにお使いいただけます。フィルムが薄めなので軽量物を梱包するのに適しています。サプリメントをはじめとした通販商品の発送や引っ越し、工作等にご活用ください。
- 単価 131.1円~(税込)
- 48mm×100m巻き
- 即日
最後に空気を抜き忘れると袋が膨らんだり中で本が動いたりするため、丁寧に行いましょう。梱包する本が多い場合はストレッチフィルムを利用すると、一塊にできて配送中の振動に強くなり、開封の手間も省けます。
▼ストレッチフィルムで梱包する
- (1)本を揃えてストレッチフィルムでぐるぐる巻きにする
- (2)フィルムの端をテープで固定する
1~2冊の場合でも、薄い本を梱包する際はストレッチフィルムで補強用のダンボール板に固定すると、配送中に折れ曲がりにくくなり安心です。
おすすめストレッチフィルム
防水や荷崩れ防止に伸縮性抜群ストレッチフィルム100幅×250m
「結束用小型ストレッチフィルム」は、伸縮性が高く 切れにくい食品ラップのようなロール状のフィルムです。 主に、パレットを車両や船便で輸送する時に荷崩れ防止目的で使われるプロ仕様のストレッチフィルムを、商品の結束用としても使えるように開発した幅10㎝の小型タイプの商品です。 結束作業時に大変便利な、持ち手(ディスペンサー)が1ケースに1個付いています。 フィルムは手で切れますが、2~3重に巻くとなると強靭になり、ペン先で突いた位では破れない強度になります。
- 単価 597.6円~(税込)
- 100mm×250m巻き
- 即日
防水や荷崩れ防止に伸縮性抜群ストレッチフィルム12μ
物流会社などでパレット積み商品の荷崩れ防止に使用されている、食品用ラップに似たポリエチレン製フィルム。伸縮性があるので様々な形状でも包装する事ができ、丸みを帯びた物や、複数サイズの書籍の包装、ポスターやゴルフクラブなどの長い物の結束でも効率よく固定する事ができます。また、書籍などはストレッチフィルムで商品を包むと防水効果も期待出来、簡易シュリンク包装のように使えます。さらに、梱包物の上からストレッチフィルムで全体を包装すれば簡単に水濡れ対策になります。荷崩れ防止用にご使用の際は重ねて巻くと静電気でフィルムがくっつくので、切れ端を隙間に挟み込めばテープで留める必要は特にありません。ねじる事により引き締める力が増すので、大型物の荷崩れ防止用には、途中半回転させながら巻くとより安心です。この12μタイプは薄さを材質強化によって補って17μに近い強度を持っています。 ロールもコンパクトなので1ケース8巻セットとなっています。
- 単価 978.5円~(税込)
- 500mm×300m巻き
- 2日後
3-2.【STEP2】気泡緩衝材で包む
OPP袋やストレッチフィルムの上から気泡緩衝材で包むことで、本に傷や歪みがつくことを防止できます。特に封筒でポストに投函する場合は丁寧な扱いが期待できないため、角がつぶれやすい傾向です。
▼全体を包む
- (1)本全体を包んでも余裕がある大きさに気泡緩衝材をカットする
- (2)隙間ができないように包み、テープで固定する
▼角だけ包む
- (1)角を覆える大きさに気泡緩衝材をカットする
- (2)擦れてもずれないように、テープでしっかりと固定する
本全体を包むことで厚みが増すため、配送料金が余分にかかるケースがあります。発送コストが気になる場合は、角だけでも保護しましょう。なお、初めから内側に気泡緩衝シートが貼りつけてあるクッション封筒の場合は、必要ありません。
おすすめ気泡緩衝材
即納可能な緩衝効果に優れたB5サイズ(エアキャップ袋三層)
商品を保護するつぶつぶを平袋状に加工したエアキャップ袋。袋状に加工してあるので、中に商品を入れて口を閉じるだけで使える作業性の良い商品です。通販業者様に好評をいただいている定番人気商品です。フィルムが3層構造で表・裏面共に平滑なので、袋の中に商品を入れる時は引っかかりがなくスムーズに入れられ、同時に表面にラベルシールを貼る事ができます。B5サイズのエアキャップ袋は270×210の大きさなので、B5判(週刊誌・一般雑誌)雑誌や書籍などの梱包発送などにもご利用いただけます。
- 単価 57.3円~(税込)
- 210×270mm
- 即日
60cm幅で使い易い定番人気緩衝材のエアキャップロール小巻タイプ
60センチ幅、10m巻きのエアキャップ(エアセルマット)ロール。透明度が高いため、商品を包んだ後も中身の確認が行えます。またカッターやハサミで簡単にカットでき、作業性が良いのも特徴です。商品を包む他に、箱の中の詰め物としてもお使いいただけます。小巻きタイプで1本から注文できる、定番人気商品です。
- 単価 664円~(税込)
- 600mm×10m巻き
- 即日
3-3.【STEP3】封筒もしくはダンボールに入れる
中が透けて見えない素材で、配送する本の総量に合ったサイズの梱包材を選びましょう。封筒は厚めのものを用意するか、二枚重ねて使用すると多少手荒に扱われても中に被害が及びません。
▼封筒に入れる
- (1)封筒に本を入れ、角を合わせる
- (2)余った側面を本のサイズに合わせて折り、テープで固定する
- (3)封筒から空気を抜き、口を閉じる
- (4)余った上部を本のサイズに合わせて折り、テープで固定する
配送する本が多い場合や、緩衝性を上げたい場合はサイズの合うダンボールを利用します。
▼ダンボールに入れる
- (1)箱の底に緩衝材を敷き、本を平置きで入れる
- (2)本の周りや上部にも緩衝材を詰めて固定する
本の周りに隙間がある状態だと、気泡緩衝材で包んでいても本が傷む可能性があるため、必ず隙間を埋めましょう。
なるべく緩衝材を入れたくない場合は、ダンボール紙に固定する方法も使えます。
▼ダンボール紙に固定する
- (1)強度のあるダンボール紙に本を平置きする
- (2)ストレッチフィルムで本を固定する
- (3)ダンボールの底とダンボール紙を接着剤で固定する
手間とコストはかかるものの、安全性の高いおすすめの方法です。
4.より高い評価を得られる!本の梱包のコツ3選
物販サイトやフリマアプリなどでお客さんへ本を発送する場合は、より丁寧な梱包が求められます。ここでひと手間をかけるか否かによって、お客さんからの心証や評価に大きな差が生じることも珍しくありません。
最後に、本を受け取ったお客さんからより高い評価を得やすい、本を梱包するコツを3つ紹介します。
4-1.剥がしやすいマスキングテープを使用する
荷物の開封に手間がかかると、お客さんにストレスを与えます。ガムテープは梱包材に貼ることに適しているものの、OPP袋や緩衝材の固定に使うと見た目が汚くなることが欠点です。OPPテープやセロテープは手で簡単に千切ることができません。
本を購入するお客さんの中には、万が一を警戒してハサミやカッターによる開封を嫌う人がいます。開封時に剥がしやすく、たとえ梱包時に失敗してもやり直しが効くため、ぜひマスキングテープを活用しましょう。
4-2.剥がしやすいようテープの端を折り返しておく
テープ袋の端を折り返しておくことで、お客さんがテープを剥がす際に爪で引っかいたり刃物を使ったりする必要がなくなります。また、指で摘まみやすくなるため、テープが途中で斜めに千切れる確率も減らすことが可能です。
折り返した部分に矢印を書いたり、小さくて目立つカラーのシールやテープを重ね貼りしたりすると、なお見つけやすくなります。お客さんが荷物を開封しやすくするひと手間として、ぜひ取り入れましょう。
4-3.入れる本のサイズに合わせた梱包材を選ぶ
入れる本のサイズに対して梱包材のサイズが大きすぎると、軽い緩衝材では衝撃を防げないケースがあります。本が傷つくリスクを少しでも減らすためには、入れる本のサイズと量に合った梱包材を選ぶことが大切です。
下記は、一般的に販売されている本のサイズ例となります。
本の種類 | 版型 | サイズ:横×縦(mm) |
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文庫 | A6判 | 105×148 |
新書 | 新書版 | 103×182 |
漫画 | 小B6判 | 112×174 |
単行本・大判漫画 | 四六判 | 128×188 |
週刊誌・漫画雑誌 | B5判 | 182×257 |
写真集・画集 | A4判 | 210×297 |
可能な限り本と梱包材の隙間をなくすようにし、配送中の破損を防ぎましょう。
まとめ
配送中のさまざまなトラブルを避けるためには、本を濡れないようにきちんと包装したうえで緩衝材に包み、サイズの合った袋や箱に入れることが重要です。しかし、本の種類や冊数によってちょうど良い梱包材の大きさは異なります。
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