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メール便とは?普通郵便との違いから発送方法・注意点まで徹底解説
少量の荷物を送るとき、大きなダンボールで発送すると高い送料がかかってしまいます。メール便は送料が比較的安く、本・雑誌・CDなどを送りたいときに適した手段です。
メール便を初めて利用する場合は、普通郵便と何が違うかを知りたい人も多いでしょう。サービスごとの特徴や、メール便の発送方法も把握しておくと、利用するときに安心です。
当記事では、メール便の基本情報からメリット・デメリット、メール便の発送方法・注意点までを徹底解説します。
1.メール便とは?主要3社のサービスの特徴
メール便とは、小型の荷物を配送してポストに投函するサービスのことです。メール便は送料が安く、日本郵便が提供する普通郵便の定形外郵便よりも安く荷物を送ることができます。
しかし、普通郵便と比べると、メール便は配送スピードがやや遅いことが特徴です。契約書・請求書・証明書に代表される信書の送付も、メール便ではできません。
ここからは、メール便のサービスを具体的に見てみましょう。メール便は日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便の3社が提供しています。
日本郵便 (ゆうメール) |
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規格 |
【大きさ】長さ34cm以下/幅25cm以下/厚さ3cm以下 【重さ】1kg以下 |
送料 |
【150g】180円 【250g】215円 【500g】310円 【1kg】360円 |
日数 |
翌日~6日(国内) |
ヤマト運輸 (クロネコDM便・ネコポス) |
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規格 |
●クロネコDM便 【大きさ】長さ34cm以下/厚さ2cm以下/3辺の合計が60cm以下 【重さ】1kg以下 ●ネコポス 【大きさ】長さ23cm~31.2cm/幅11.5cm~22.8cm/厚さ2.5cm以下 【重さ】1kg以下 |
送料 |
●クロネコDM便 上限:167円 ●ネコポス 上限:385円 |
日数 |
●クロネコDM便 翌々日~4日(国内) ●ネコポス 最短で翌日(国内) |
佐川急便 (飛脚メール便・飛脚ゆうメール便) |
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規格 |
●飛脚メール便 【大きさ】長さ40cm以下/厚さ2cm以下/3辺の合計が70cm以下 【重さ】1kg以下 ●飛脚ゆうメール便 【大きさ】長さ34cm以下/幅25cm以下/厚さ3cm以下 【重さ】3kg以下 |
送料 |
●飛脚メール便 【300g】168円 【600g】220円 【1kg】325円 ●飛脚ゆうメール便 【200g】115円 【500g】168円 【1kg】299円 【2kg】330円 【3kg】456円 |
日数 |
●飛脚メール便 3~4日(国内) ●飛脚ゆうメール便 郵便局へ差し出し後5日程度(国内) |
(※送料はすべて税込)
とくにおすすめのサービスは、料金設定と日数のバランスがよい「ゆうメール」です。→各社メール便に対応した箱を探す
1-1.日本郵便
日本郵便のゆうメールは、1kg以下の荷物を送る場合に適したサービスです。送料は150g~1kgまでの4段階で設定されていて、重量に応じて料金が変わります。小型・軽量な荷物を比較的安く、かつ短い日数で送れることが魅力です。
ゆうメールを利用する場合は、外装の箱に「ゆうメール」と文字表示しなければなりません。郵便局側が発送物の内容を確認できるように、表面に透明部がある梱包や、袋の一部を開けておく必要がある点にも注意してください。→ゆうメールに最適な梱包資材を探す
1-2.ヤマト運輸
ヤマト運輸のクロネコDM便とネコポスは、送料が荷物の重さに左右されず、配送網が整備されているため短い日数で荷物を届けられることが魅力です。なお、ヤマト運輸のクロネコメール便は2015年に廃止され、代わりにクロネコDM便・ネコポスが新しく登場しました。
クロネコDM便・ネコポスを利用するためには、ヤマト運輸と事前に契約を交わす必要があります。利用する際は、荷物に専用ラベルを貼ることも忘れないようにしましょう。→クロネコDM便・ネコポスに最適な箱を探す
1-3.佐川急便
佐川急便の飛脚メール便と飛脚ゆうメール便は、安い送料でメール便を送れます。利用するためには佐川急便と契約を交わし、発送時には専用ラベルの貼り付けが必要です。
飛脚メール便は長さの規定が40cm以下であるため、他社サービスと比べてやや大きめの荷物にも対応しています。重量あたりの送料が安いことも特徴です。
飛脚ゆうメール便は、3kg以下の荷物に対応しています。日数はかかるものの、重量がある荷物をメール便で送りたい場合におすすめです。→飛脚メール便・飛躍ゆうメールに最適な梱包資材を探す
2.メール便を利用するメリット・デメリット
メール便を利用するメリット・デメリットを、それぞれ3つずつ挙げて解説します。
●メリット
・受取人が不在でも荷物が届く
メール便は配送先の郵便受けに投函されるため、受取人が不在でも荷物が届きます。ただし、郵便受けに入らない荷物は、受取人による受け取りが必要です。
・低コストで発送できる
一部離島を除き、全国一律の低コストで荷物を発送できます。
・荷物の追跡ができる
ヤマト運輸のクロネコDM便・ネコポス、佐川急便の飛脚メール便は、荷物の配送状況を追跡できます。
●デメリット
・補償がない
メール便は荷物の紛失・破損時に補償がありません。高価な物品や壊れ物は、メール便で送らないようにしましょう。
・日時を指定できない
メール便は配送日・配送時間を指定・確認できません。配送日時を知りたい場合は、荷物を追跡できるサービスを利用することがおすすめです。
・再配達がない
メール便が郵便受けに入らなかった場合は、代わりに連絡票(不在票)が投函されます。手渡しが必要となるため、自動の再配達はありません。再配達依頼を行えば、再配達してもらうことが可能です。
3.メール便の発送方法
メール便の発送方法は、郵便局のポストへ投函する方法と、コンビニのレジから送る方法の2種類です。ただし、コンビニのレジから送る方法は、対象サービスや利用条件に制限があるため注意してください。それぞれの発送方法をフローチャート形式で解説します。
3-1.ポストへ投函する
ポストに投函して発送するまでの手順は下記のとおりです。
(1)荷物を梱包する |
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荷物をダンボールや封筒で梱包します。サービスごとの規格サイズ内で収まるように梱包しましょう。 |
(2)外装にサービス名称・ラベルを添付する |
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荷物の外装に、指定の方法で使用サービスを明確に記入するか、専用ラベルを貼り付けます。 |
(3)必要事項を記入する |
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受取人と差出人双方の郵便番号・住所・名前を、外装やラベルの見やすい位置に記入します。ラベルに印刷されている場合は不要です。 |
(4)ポストへ投函する |
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荷物をポストへ投函することで、荷物の発送は完了です。 |
ポストに投函口が2つある場合は、右側の「その他の郵便物(大型郵便物・速達郵便・レターパック・国際郵便等)」と記載されている方に投函しましょう。→ポスト投函に最適な箱を探す
3-2.コンビニのレジから送る
ヤマト運輸のネコポスは、特定のオークションサイト・フリマサイトを利用した場合に限り、セブンイレブンまたはファミリーマートのレジから送ることができます。
(1)オークションサイトで配送コードを発行する |
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配送方法はネコポスを選択し、発送元のコンビニも選択して、配送コードを発行します。 |
(2)荷物を梱包する |
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「ポストへ投函する」場合と同様に、商品を梱包してください。 |
(3)コンビニで発送の準備を行う |
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(1)で選択したコンビニへ行き、発送の準備を行います。 ●セブンイレブンの場合 レジの店員にオークションサイト提携のネコポスを利用する旨を伝えて、配送コードを渡します。 ●ファミリーマートの場合 Famiポートのトップ画面で「配送サービス」を押して「ヤマト運輸」へ進み、ページ表示に従って申込券を発行します。申込券はレジの店員に渡してください。 どちらの場合も、レジの店員から「ご依頼主控」「荷物貼付用」の用紙と「専用袋」が渡されます。 |
(4)発送手続きを行う |
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専用袋に荷物貼付用の用紙を入れて、荷物に貼り付けます。荷物をレジの店員に渡すことで、発送手続きは完了です。 |
4.メール便を送るときの注意点
最後に、メール便を送るときの注意点を2つ紹介します。
●割れ物や壊れ物を配送する場合は破損の可能性がある
ガラスなどの割れ物やPCパーツといった壊れ物は、メール便で送ると配送中に破損する可能性があります。荷物をきちんと梱包することで対処はできるものの、破損が気になる物品は宅配便で送ることがおすすめです。
●誤った住所を記載した場合は返送される
メール便に添付した住所が誤っている、もしくは無記入の場合、ポスト投函ができないため荷物は返送されます。再発送するためには、再発送料金の負担が必要であることに注意してください。メール便を出す前に、住所や氏名に誤りがないかを必ず確認しましょう。
まとめ
メール便は小型の荷物を指定住所へ配送してもらえるサービスです。送料が安く、受取人不在でも荷物を届けられるため、小さなものを手軽に送りたいときに適しています。
メール便を提供する配送業者は、日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便の3社です。各社で荷物の対応サイズや料金・日数に違いがあるため、自分が利用しやすいサービスを選びましょう。
メール便を送るときは荷物をしっかり梱包することが大切です。荷物を送る際は、各社規格サイズに対応できる、アースダンボールのダンボールAをぜひご利用ください。→梱包資材を探すならアースダンボール