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【紐あり・紐なし別】ダンボールのまとめ方|回収日までの保管方法も
家や会社で処分するダンボールの量が多く、効率よく片付ける方法を知りたいと思っている方は多いでしょう。正しい手順とコツを把握すれば、コンパクトな状態にダンボールをまとめることが可能です。
この記事では、紐を使ったダンボールの縛り方や、紐以外の道具を使ったまとめ方、ダンボールをまとめた後の保管方法について解説します。ほどけにくいダンボールの縛り方や、かさばらないまとめ方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
1.ダンボールのまとめ方は大きく分けて2種類
ダンボールをまとめる際は、紐で縛る方法が一般的です。ダンボールをまとめる紐は、紙製やPP(ポリプロピレン)製が主流となっています。紙製の紐は、ねじってよりをほどけば手で簡単にちぎれるため、便利です。PP製の紐は、水濡れに強いなどの性質があります。
とはいえ、ダンボールをまとめる際に必ずしも紐を使う必要はありません。紐以外の道具であっても、ダンボールをまとめるために十分な強度があれば、問題なく使用できます。資源回収ボックスに入れられたダンボールは資源物として扱われ、リサイクルして再び使われます。ごみ処理の際にダンボールをまとめるのに使用していた資材は取り外されるため、ダンボールをまとめる道具の材質は問わない地域が大半です。
2.紐を使ったダンボールのまとめ方
紐を使ったダンボールのまとめ方は主に3種類です。まとめ方によって手順や縛ったときの強度が異なるため、まとめるダンボールの量やサイズによって適切な方法を選びましょう。
ここからは、紐を使ったダンボールのまとめ方・縛り方の特徴や手順、注意点を解説します。
2-1.十字縛り
十字縛りは、ダンボールの前後面に紐が十字型になるように縛るスタンダードなまとめ方です。手順がシンプルなため、覚えやすいことが十字縛りの特徴となっています。
十字縛りの手順は次の通りです。
- (1)ダンボールの中央で前面から後面へ、横向きに紐を回す
- (2)ダンボールの後面中央で紐の両端を交差させ、縦向きに前面へ持ってくる
- (3)前面へ持ってきた紐の両端を、横向きの紐の下にくぐらせる
- (4)紐を引っ張ってたるみをなくし、固結びやリボン結びで固定する
紐の交差点が中央からずれていると、運搬中にダンボールが抜け落ちてしまうため、2番目の手順で紐を交差させる位置に注意しましょう。
2-2.キの字縛り
キの字縛りは、ダンボールの前後面に紐がキの字型になるように縛るまとめ方です。大きさの異なるダンボールでも崩れないようまとめられることが、キの字縛りの特徴となっています。
キの字縛りの手順は次の通りです。
- (1)ダンボールの下3分の1あたりで後面から前面へ、横向きに紐を回す
- (2)ダンボールの中心線上で紐の両端を交差させて、上下に引っ張る
- (3)上になった端を持ち、ダンボールの上3分の1あたりで横向きに後面へ通し、前面へ回す
- (4)ダンボールの中心線上で上の紐を交差させ、形を整えて上向きに引っ張る
- (5)ダンボールを左右反転させるように裏返す
- (6)上の紐を横になっている部分の下に通し、一度くぐらせてから下向きに引っ張る
- (7)もう1つの横になっている部分も同様にくぐらせる
- (8)ダンボールの下端で、固結びやリボン結びで固定する
紐を交差させる際にたるみがあると固定する力が弱まってしまうため、交差させる度に強く引っ張るようにしましょう。
2-3.4の字縛り
4の字縛りは、紐が4の字になるように置いてから縛るまとめ方です。最終的な見た目は十字縛りと似ていますが、より手早くまとめられることが4の字縛りの特徴となっています。
4の字縛りの手順は次の通りです。
- (1)4の字型にして紐を床に置く
- (2)左上にできる紐の輪にダンボールの左上角を入れる
- (3)右に出ている紐の端を前面の輪にくぐらせて、下向きに引っ張る
- (4)下に出ている紐の端と、固結びやリボン結びで固定する
4の字が小さすぎたり大きすぎたりすると、紐の交差する位置がずれてしまうため、まとめるダンボールの大きさに合わせて紐の長さを調整しましょう。
3.紐を使わないダンボールのまとめ方
紐を使わずにダンボールをまとめる方法は、紐で縛る場合と比較して手順がシンプルです。ガムテープや結束バンド、ハンディラップなどを使うことで、ダンボールを簡単にまとめられます。
ここからは、紐を使わないダンボールのまとめ方や、各資材のメリット・デメリットを説明します。
3-1.ガムテープを一周させる
布製や紙製のガムテープを使ってダンボールを巻けば、紐を使わずまとめることができます。
ガムテープを使うメリットは、縛り方などが分からなくても手軽に作業できることです。梱包用のガムテープは強度が高いため、重たいダンボールをまとめて運んでも破れにくくなっています。
ガムテープを使うデメリットは、自治体によっては紐を推奨している場合があることです。ガムテープでダンボールをまとめる際は、自治体の回収ルールを事前に確認する必要があります。また、持ち手となる部分がないため運びにくくなることも、ガムテープを使用するデメリットです。
3-2.結束バンドで十字に固定する
結束バンドは、PP素材などでできた固いリボン状の資材です。十字に巻いてから専用のストッパーで固定すれば、簡単にダンボールをまとめられます。
結束バンドを使うメリットは、運んでいる最中にほどける心配がないことです。また、ダンボールの処分だけでなく、引越し作業用の梱包資材としても結束バンドが役立ちます。
結束バンドを使うデメリットは、専用のストッパーがないとダンボールをまとめられないことです。結束バンドだけの状態では素材が固いため、結び目が作れません。
3-3.ハンディラップを巻き付ける
ハンディラップとは、片手で持てるサイズの持ち手に、透明なラップフィルムが巻かれた梱包用品です。ラップフィルムを数周巻き付けるだけで、ダンボールをまとめられます。
ハンディラップを使うメリットは、子どもにもできるほど簡単にまとめられることです。また、ダンボール以外をまとめる際にもハンディラップが役立ちます。
ハンディラップを使うデメリットは、ダンボールの周りを数周巻くため、ほかの資材よりも割高となる場合があることです。大量のダンボールを繰り返しまとめる場合は、長時間の作業により、ハンディラップを握っている手や腕が疲れることもあります。
4.ダンボールをまとめた後の保管方法
まとめたダンボールを資源物の回収日まで保管する際は、大きめのごみ袋やダンボール専用の収納器具を使用する方法がおすすめです。
〇大きめのごみ袋で保管する方法
90リットルサイズのごみ袋があれば、一般的な使用済みダンボールを25枚程度保管できます。45リットルサイズのごみ袋では、使用済みダンボールを12枚程度保管することが可能です。ただし、45リットルサイズのごみ袋は口が小さいため、大きなダンボールの保管には向いていません。また、ダンボールの枚数が多いと重量が増し、ごみ袋が破ける可能性があります。厚さ0.04mm以上など、厚手のごみ袋を使いましょう。
資源物を出す際は、ダンボールをごみ袋ごと捨てることができません。まとめたダンボールはごみ袋から取り出した状態で、資源物の回収場所に置いてください。
〇ダンボール専用の収納器具で保管する方法
ダンボール専用の収納器具は、ダンボールを立てた状態でセットできる便利な製品です。最大保管枚数は10枚程度のため、家庭で出る少量のダンボールを保管する場合に専用の収納器具が役立ちます。
ダンボールは湿気を吸収しやすいため、風通しの良い保管場所に置くことがポイントです。密閉された部屋や湿度の高い場所にダンボールを放置すると、カビが生えたり害虫が繁殖したりする可能性があります。
使い終わったダンボールはコンパクトにまとめて、できるだけ早く処分しましょう。
まとめ
ダンボールをまとめる方法は、紐を使って縛る方法と、ガムテープや結束バンドなど紐以外の道具で固定する方法の2種類です。ごみ袋や専用の収納器具を使うと、まとめたダンボールを回収日まで便利に保管できます。
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