- ダンボール通販・購入 トップ
- おすすめコンテンツ一覧
- ダンボールワンポイント記事
- 国際交換局から発送とは?到着までの日数や進まない場合の対処法も
国際交換局から発送とは?到着までの日数や進まない場合の対処法も
国際郵便を利用していると、郵便追跡サービスで「国際交換局から発送」というステータスを目にすることがあります。このステータスの意味は、国際交換局で審査が終わり、郵便物を発送する準備ができたということです。ただ、このステータスの状態が続いて、郵便物がなかなか届けられない場合もあります。
この記事では、「国際交換局から発送」の意味について、詳しく解説します。さらに、国際郵便の配達にかかる日数や、国際郵便で使える丈夫なダンボールについても取り上げるので、ぜひ参考にしてください。
1.国際交換局とは?
国際交換局とは、航空便や船便などの国際郵便物の発着に際して通関業務を行う郵便局を指します。海外から日本に到着した郵便物は、国内の国際交換局で輸入税関業務を行った上で、配達地域に合わせて仕分けを行い、発送に入ります。海外に送る郵便物は、輸出税関業務を行った上で、該当する出発便に搭載します。
日本全国には、6局の国際交換局があります。6局の国際交換局は、それぞれ管轄地域が決まっています。日本に到達した国際郵便物は、お届け先のある地域を管轄する国際交換局に運ばれて通関手続きが行われます。
2.「国際交換局から発送」とは?
「国際交換局から発送」とは、国際交換局において通関審査が終わり、郵便物を発送する準備が整った状態を指します。発送元の国で「国際交換局から発送」の状態になってから、お届け先に届くまでにかかる日数は、状況によって異なります。
2-1.日本に到着するまでの日数の目安
発送元の国で「国際交換局から発送」になってから日本に到着するまでの日数の目安を、日本郵政がサイト内に挙げている例で見てみましょう。以下は、中国・上海から岐阜県に国際郵便を送るケースです。
- 2/8 21:13 中国・上海の国際交換局から発送
- 2/9 13:42 東京国際郵便局に到着
( 2/9 21:20 ~ 2/10 8:34 保税運送中)
- 2/11 4:03 中部国際郵便局から発送
- 2/11 6:35 岐阜中央郵便局に到着
- 2/11 11:03 配達先にお届け
中国の上海にある国際郵便局から発送された翌日には日本に到着し、配達先を管轄する中部国際郵便局に到着するまでに要した日数はおよそ2日です。トータル3日程度で中国から日本のお届け先に届いています。
2-2.保税運送の意味
海外から日本に国際郵便を送った場合、追跡システムで履歴を確認すると「保税運送中」と表示されることがあります。
保税運送中とは、通関手続きをしないまま、届け先を管轄する国際交換局に国際郵便物を含む外国貨物を運送することです。保税運送中の外国貨物は関税や消費税の納税を保留した状態にあることから、「保税貨物」とも呼ばれます。国際貨物の通関業務は、管轄の国際交換局に到着してから行われます。
ただし、お届け先が東京都内にある荷物が東京国際郵便局に届いた場合など、到着地でそのまま通関手続きが行われることもよくあります。このようなケースでは移動する必要がないので、保税運送されることはありません。
3.「国際交換局から発送」から進まない原因
しばしば、追跡システムの表示が「国際交換局から発送」になってから進まなくなる場合があります。「国際交換局から発送」の状態が続いてしまう原因としては、主に以下の3つのいずれかの可能性があります。
・輸送手段が確保できない
発送準備までは整っていても、輸送手段が確保できず、そのまま保管されているケースがあります。飛行機や船は、世界情勢や自然災害などさまざまな事象の影響で運休や減便することがあります。輸送手段がなければ送りようがなく、運航の再開を待つしかありません。
・スタッフが追跡処理をし忘れている
海外の国際交換局でまれに起こるのが、現地のスタッフが発送した荷物の処理を忘れているケースです。郵便物自体は移動しているにもかかわらず、処理をしていないので表示が変わりません。郵便物はきちんと運ばれているので、次のチェックポイントに到着すれば処理が行われ、追跡システムの表示に反映されるでしょう。
・漏れが起き、国際郵便物がそのままになっている
まれに国際交換局でうっかり配送漏れが起き、保管されたままになっているケースもあります。スタッフが気づけば配送に出されることが期待できますが、誰も気づかなければそのままです。あまりに長い期間ステータスが変わらないような場合は、問い合わせたほうがよいでしょう。
3-1.解決しない場合の対応方法
「国際交換局から発送」の表示のまま、長い時間が経っても変わらない場合は、国際郵便のお客様サービス相談センターに調査依頼の相談をするのがおすすめです。
- 一般電話から:0120-5931-55(フリーコール)
- 携帯電話から:0570-046-666(通話有料)
- 英語話者の場合:0570-046-111(通話有料)
受付時間は以下の通りです。
- 平日:8:00~21:00
- 土・日・休日:9:00~21:00
電話をかける前に、追跡番号を用意しておきましょう。
4.国際郵便の配達には何日かかる?
国際郵便の配達にかかる日数は、国によってさまざまです。また、取り扱い自体がない国もあります。
以下に、国際郵便を差し出した日から配達した日までの、地域別のおよその日数をまとめました。SAL便とは、航空機の空きスペースを利用して輸送を行う便のことです。十分な空きがない場合は次に回されるので、配達日数に1週間ほど幅があります。
地域 | 航空便 | SAL便 |
---|---|---|
アジア | 4~11日 | 2~3週間前後 |
オセアニア | 6~7日 | 2週間前後 |
北米 | 5~8日 | 2週間前後 |
中近東 | 11~13日 | 2~3週間 |
ヨーロッパ | 4~9日 | 2~3週間前後 |
アフリカ | 9日 | 2週間前後 |
南米 | 6~9日 | 2~3週間前後 |
表中の配達日数は、あくまで目安です。以下のような場合はさらに日数がかかるので、ある程度は気長に待つことも必要です。
- 引受から配達までに土日祝日が含まれる
- 不備などがあり追加検査が発生した
- 航空機の遅延や欠航が起きた
- SAL便の場合、繁忙期で航空機に空きスペースが出なかった
5.国際郵便で使える丈夫なダンボール箱3選
日本から海外へ荷物を送る場合も、その逆も、荷物は耐久性のある頑丈なダンボール箱に入れることが望ましいでしょう。薄く弱い箱に入れて発送すると、輸送の途中で破損するおそれがあります。
ここでは、国際郵便にもおすすめの強化ダンボール箱を紹介します。強化ダンボール箱とは、非常に強度のある紙で作られたダンボール箱のことで、頑丈さは木箱にも匹敵すると言われるほどです。
おすすめ商品
◆【宅配60サイズ】強化ダンボール箱(A5対応)
A5サイズの荷物がすっぽり入る、小型で扱いやすいサイズの強化ダンボールです。材質に「K6/中芯180g」を採用することで、高強度を実現しました。頑丈で重量物や精密機器を送ることができるだけではなく、海外への発送にも適しています。
◆海外引越用(国際小包対応Bサイズ用)
海外に送る荷物はサイズや重量が決まっていて、オーバーすると配達されません。国によってAサイズとBサイズがあり、当商品はアメリカやオーストラリアなどに送る場合に適用されるBサイズの最大寸法で設計されています。ダンボールの厚みが二重になっていて非常に頑丈で、海外に送る場合も安心です。
まとめ
国際交換局とは、航空便や船便などの国際郵便物の発着に関して、通関業務を担う郵便局のことです。国際交換局での手続きが終了すると、郵便物が発送されて「国際交換局から発送」というステータスになります。
国際郵便を利用する場合、丈夫で耐久性のあるダンボール箱を使うことがおすすめです。梱包資材の専門サイト「アースダンボール」では、配送中に受ける強い衝撃に耐えられる丈夫なダンボール箱を販売しております。海外に荷物を送りたい場合は、ぜひアースダンボールの梱包資材をご利用ください。