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袋を使ったおしゃれなラッピングのやり方|アレンジ方法も解説
OPP袋や不織布袋、クラフト袋などを使うことで、おしゃれにラッピングできます。袋を使ったラッピングは手軽に行えるので、時間をかけずにおしゃれなラッピングを施したい方は、ラッピング用のアイテムとして袋を使ってみましょう。
この記事では、不織布袋・OPP袋・クラフト袋などを使ったおしゃれなラッピングのやり方について詳しく解説します。さらに、よりおしゃれに見せられるラッピングのアレンジについても取り上げるので、ぜひ参考にしてください。
目次
1.袋を使ったおしゃれなラッピングにおすすめのアイテム
袋は、包装紙などと並ぶラッピングの代表的なアイテムです。袋の素材選びや口の留め方を工夫すると、さまざまな雰囲気のラッピングを実現できます。ここでは、袋を使ったラッピングをおしゃれにしてくれるアイテムを紹介します。
1-1.OPP袋
OPP袋とは、二軸延伸ポリプロピレンで作られた袋です。別名となるオリエンテッドポリプロピレン(Oriented Polypropylene)の頭文字を取ってOPP袋と呼ばれています。
OPP袋には、「透明感があって中身が見える」「光沢とハリがある」「伸びにくい」「シワができにくい」といった特徴があります。そのため、カラフルなお菓子など、中身を見せたいアイテムのラッピングにおすすめのアイテムです。
光沢があってシワが少ない点を生かし、ハガキやDM、写真のような薄いもののカバー代わりにも使われます。また、防水性もあり、生花のラッピングに使われることも少なくありません。
おすすめ商品
◆OPP袋テープ付【A3】
A3サイズに対応した、大きめの封筒型OPP袋です。雑誌のように大きな印刷物やタオルなどを梱包するような、中身のデザインを生かしたラッピングに向いています。折り返し部分が約40mmと大きく閉じやすいうえ、テープ部分に静電気を防ぐ素材が使われており、ラッピングの際にも手にまとわりつかず梱包しやすい点が魅力です。
1-2.不織布袋
不織布袋とは、繊維を織らず化学的に結合させた「不織布」で作られた袋です。不織布はマスクなどにも使われているように、通気性や吸水性、保湿性などの機能性に優れ、中身をホコリから守れます。
耐久性はあまり高くないので、繰り返し使う用途には向きませんが、柔らかくふんわりとした印象のラッピングにおすすめです。
また、不織布自体がさまざまな原料で作られており、原料によって特徴も異なります。化学繊維ではポリエステルが人気で、綿やパルプといった天然繊維も利用されています。
用途と照らし合わせて、吸湿性や耐久性などの性能から不織布袋の種類を選ぶとよいでしょう。
1-3.クラフト袋
クラフト袋とは、クラフト紙から作られた袋です。クラフト紙は繊維の長い化学パルプから作られており、ハリがあって破れにくく頑丈な点に特徴があります。
一般的には漂白されておらず、無地でパルプ本来の明るい茶色の製品がほとんどです。ざらついた手触りで、ナチュラルで素朴な印象のラッピングに向いています。
中には、漂白された真っ白なタイプの袋もあります。
おすすめ商品
◆クラフト宅配袋395×320(マチ110)(直輸入)
マチと折り返しがついた、シンプルな形のクラフト袋です。B4サイズに対応した商品で、マチも110mmとしっかり取られており、少し厚みのあるノートや本なども入ります。折り返しには両面テープがついており、別途のりやテープを用意しなくても簡単に封ができる点が便利です。宅配100サイズに対応しており、送料の計算も簡単に済み、大量に発送する場合にも手間がかかりません。
1-4.リボン・リボンタイ・紐
リボンや紐は、袋の口を留めるために欠かせないアイテムです。リボン・紐類には封かんをする役割の他に、ラッピングを華やかに演出する機能もあります。
同じ袋でも、リボンや紐のかけ方・色・太さなどでラッピングの雰囲気が大きく変わります。素材も豊富なので、実現したいラッピングの雰囲気に合わせてリボン・紐を選ぶとよいでしょう。高級感のある光沢がほしい場合はサテンリボン、ふんわりと柔らかい雰囲気を出したい場合はオーガンジー、素朴さを演出したい場合はクラフト紐などが適しています。
小さな袋の口を留める際には、ひねるだけで簡単に留められる針金入りのリボンタイが便利です。
1-5.花・タグ
ラッピングをより華やかに演出するために使えるアイテムには、造花やタグなどがあります。造花やタグを使うと、袋やリボンなどの資材と組み合わせ次第でオリジナリティを加えることもできます。
造花は生花風やドライフラワー風など種類が豊富で、色合いや花の大きさなどで演出したい印象を手軽に加えられます。華やかなラッピングにしたい場合は、あえて袋やリボンと異なる色を選ぶのも1つの方法です。ドライフラワー風の造花を選ぶとナチュラルさを演出できます。
タグは文字やイラストを入れるなど、自分でデザインを施しやすく、簡単にオリジナリティを演出できるアイテムです。一言シンプルなメッセージを添えたい場合にも、メッセージカード代わりに活用しましょう。
2.不織布袋・OPP袋のおしゃれなラッピングのやり方
不織布袋やOPP袋は形がシンプルで、袋の口を折ってシールを貼るだけでも閉じることもできますが、口の閉じ方1つでおしゃれなラッピングを実現できます。ここでは、不織布袋とOPP袋を使ったおしゃれなラッピングのやり方を、手順を追って解説します。
(1)リボンや紐などを用意する
ラッピングを始める前に、袋の口を留める資材としてリボンやリボンタイ、紐を用意しましょう。必要なときにすぐに使えるよう、手元に置いておきます。
(2)袋の口を蛇腹に折る
袋に中身を入れ、中身が入っていない口の部分を左右から寄せ、折り目が縦につくように蛇腹に折ります。
(3)リボンや紐で袋の口を留める
リボンや紐をかけたい部分をきゅっとつまむように持ち、リボンや紐で留めます。リボンや紐を結ぶ際は、蛇腹がゆるまないようにきつく縛るときれいに仕上がるでしょう。
準備するものや作業、手順はシンプルですが、十分におしゃれ感が出せる方法です。ラッピング初心者や手先の器用さに自信がない人もチャレンジしてみましょう。
3.クラフト袋のおしゃれなラッピングのやり方
クラフト袋はシンプルで扱いやすく、丈夫な袋です。その分ラッピングも自由度が高く、おしゃれに仕上げやすくなります。ここでは、クラフト袋を使ったおしゃれなラッピング方法をいくつか解説します。入れたいものや演出したい雰囲気に適した方法を選びましょう。
袋に穴を開ける方法 |
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クラフト袋は紙製で加工しやすいことを利用し、穴開けパンチで穴を開け、リボンや紐を通すと簡単にラッピングできます。一緒に穴を開けたレースペーパーなどを綴じ込んでもおしゃれです。 |
袋の口をカットする方法 |
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クラフト袋はハサミで加工しやすいので、袋の口付近を扇形などに切って形を変える方法もおすすめです。穴を開ける方法と併用すると、リボンや紐で簡単に封ができ、ラッピングのデザイン性がアップします。 |
シールやクリップなどで口を留める方法 |
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シンプルに袋の口を折り、シールやクリップなどで留めてもおしゃれです。クラフト袋の雰囲気を生かしたい場合、木製の小さなクリップを使うとよいでしょう。 |
表面にデザインを施す方法 |
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紙袋の特徴を生かして袋の表面にデザインを施すと、シンプルなクラフト袋のデザイン性が高まります。デザインを施す方法には、「印刷する」「ペンで書き込む」「スタンプを押す」といった方法があります。 |
4.手提げ袋のおしゃれなラッピングのやり方
手提げ袋は、持ち手を生かしたラッピングを楽しめるアイテムです。手提げ袋のラッピングには、持ち手にデザインを施す方法と袋本体にデザインを施す方法があります。
持ち手にデザインを施す場合は、造花やタグ、リボンなどを結びつけるとよいでしょう。手提げ袋は口が開きにくいデザインなので、口を閉じない方法でも中身を露出させずにラッピングできます。持ち手を2本まとめて結びつけると、袋が開きにくくなります。
袋本体をラッピングする場合、クラフト袋のように袋の口をシールなどで閉じてもよいでしょう。持ち手があるだけで、クラフト袋とは異なる印象に仕上げられます。
リボンや紐を袋本体に対して縦に結んで留めると、袋にラインが引けておしゃれです。袋とリボン・紐の相性によってはずれる可能性もありますが、持ち手の間にリボンや紐をかけるとずれ落ちません。リボンや紐の上からギフトシールやマスキングテープでデコレーションを施すとよりずれにくくなります。
5.応用的な袋を使ったおしゃれなラッピング方法
シンプルなラッピングでもおしゃれに仕上がりますが、さらに個性的なラッピングに挑戦したい人もいるでしょう。ここでは、袋を使ったラッピングの応用編を紹介します。手順はやや複雑ですが、より目を引くラッピング術に興味があればぜひチャレンジしてください。
5-1.テトラ
テトラとは、ギリシャ語で「4」を表す言葉です。ラッピングの「テトラ」は、4つの三角形を組み合わせた三角錐のような立体的なフォルムになります。牛乳などのテトラパックを思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。
テトラ型のラッピングの手順は、次の通りです。
(1)袋に中身を適量入れる
緩衝材なども活用して、立体的になるように入れます。
(2)袋の折り目同士を重ねる
もともと袋のサイドだった折り目同士を重ね、クリップなどで固定しましょう。
(3)袋の口を折って閉じる
袋の口は2度ほど折ります。
(4)袋の口にリボンや紐を通す
リボンや紐を通す方法としては、折った部分に穴開けパンチで穴を開ける方法か、折った内側に紐を挟み込む方法などがあります。
(5)リボン・紐を結び、形を整える
各面が正三角形に見えるように整え、結んだ紐や挟み込んだ場所をシール・テープで固定しましょう。
テトラはOPP袋のハリを生かしたラッピング方法です。縦と横の長さに差がなく、広げたときに正方形に近くなる袋を選ぶとバランスよく仕上げやすくなります。
5-2.ピーコック
クジャクを表す「ピーコック」は、名前の通りラッピングの上の部分にクジャクの羽根のような飾りが現れる方法です。ピーコックはかっちりとした箱を包むのに使いやすく、OPP袋や紙袋のように折り目をつけやすい資材が向いています。
(1)袋に中身を入れる
中身が中央になるように入れましょう。
(2)袋の口を蛇腹に折る
袋に中身を入れ、中身が入っていない口の部分を左右から寄せ、折り目が縦につくように蛇腹に折ります。
(3)袋の中央をリボンや紐で留める
蛇腹の中央と底の中央をリボンや紐でぐるっと回して留めましょう。
(4)袋の上部でリボンや紐を結ぶ
結び目が袋の上部、蛇腹の中央にくるようにリボンや紐を結びます。
(5)羽根の形を整える
蛇腹を広げながら形を整えます。クジャクの羽根や折り紙で作る扇をイメージしましょう。
ピーコックでラッピングする場合は、縦長の袋を選ぶのがおすすめです。ラッピングするアイテムの高さが、袋の高さの半分程度になるとバランスがよくなるでしょう。
6.袋を使ったおしゃれなラッピングのアレンジ
袋を使った基本的なラッピングをアレンジすると、包めるものやデザインのバリエーションが増え、さらにラッピングの幅が広がります。ここでは、袋を使ったラッピングのアレンジ例を紹介します。ラッピングのバリエーションの参考にしてください。
6-1.ブーケのラッピング
袋を使うと、お花屋さんのようなブーケのラッピングもできます。ブーケのラッピングには花の保水が必要なので、水に強いOPP袋を使いましょう。
(1)花の切り口を保水する
花の切り口部分に水を含ませたティッシュなどを巻き、上からアルミホイルやクラフト紙などを巻きます。
(2)花を袋に入れる
保水した切り口部分を下にして、OPP袋に入れましょう。
(3)茎の部分で袋を縛る
OPP袋をブーケの茎の部分に寄せて、リボンや紐できつく縛ります。
全体が透明な袋でも中身が見えてきれいに仕上がりますが、半面がカラーの不織布でできている袋でもがらりと雰囲気が変わります。
6-2.ステンシル加工
ステンシルとは、図案の形にくり抜いたシートを使い、スプレーやペイントで布に図案を転写し、デザインを施す手法です。身近な材料でもできる布のアレンジ方法として人気があります。ステンシルは布に向いたアレンジ方法なので、不織布袋と布用のスプレーやアクリル絵の具などを使いましょう。
(1)ステンシルシートを準備する
シートは市販のもの以外に、クリアファイルなどに図案を写して切り抜いて作る方法もあります。
(2)シートを袋に固定し、着色する
スプレーの場合は吹きかけ、絵の具やインクの場合はスポンジに染み込ませて軽くたたき込みましょう。
(3)シートを外す
シートはゆっくり外しましょう。
単色のステンシルもシンプルでおしゃれですが、複数の色を使ったり、色を重ね合わせたりするとさまざまなデザインが楽しめます。
6-3.袋の口のアレンジ
不織布袋の柔らかさを活用して、袋の口をおしゃれにアレンジするのも1つの方法です。ここでは、袋の口を花の形にアレンジする方法を紹介します。
(1)袋を用意する
不織布の巾着袋を用意しましょう。
(2)紐の上の布を左右で切り落とす
紐の通し口のすぐ上を、左右ともに細く切り落とします。
(3)紐の上の布に切り込みを入れる
紐が通っている部分の少し上まで、3等分になるように2か所切り込みを入れます。
(4)切り込みの部分を山型に切り落とす
紐が通っている部分まで切らないように注意しましょう。
(5)紐を絞って袋の上部を開く
絞られた部分が中心になるようにして、外に倒すように開くと花の形ができあがります。
切り込みの部分を山型ではなく違う形に切り落とすと形の違う花ができ、アレンジが自在です。
7.おしゃれに見えるラッピングの選び方
ラッピングをおしゃれに見せるためには、プレゼントを贈るシーンなどを意識して選ぶことも大切です。ラッピングを選ぶ際は、次のようなポイントに着目して考えましょう。
*テーマ
先にラッピングのテーマを決めてから取りかかると、仕上がりの雰囲気がイメージしやすくなります。プレゼントを贈るシーンを想定すると、テーマも決めやすくなるでしょう。
*イベント
クリスマスなどのイベントに使う場合は、イベントに合わせたテーマカラーやモチーフなどを取り入れると、イベントにマッチしたおしゃれなラッピングが完成します。
*季節
同じ色でも、季節が違えば好まれる色味が変わります。プレゼントを贈る季節に応じた色や絵柄を取り入れると、TPOに合ったおしゃれさを演出できるでしょう。
冬は雪や氷をイメージしてきらきらした資材を使う、夏は涼しげなシースルー素材を活用する、といった方法でもラッピングに季節感を盛り込めます。
*相手
プレゼントを受け取る相手の好みも、ラッピングの方向性を決める重要な手がかりです。好きな色やテイスト、花や動物などのモチーフを取り入れてみましょう。誕生日プレゼントなど相手によって送る季節が変わる場合は、特に相手の好みを参考にするのがおすすめです。
さまざまなラッピング資材を見ていると、どれも魅力的ですべて使ってみたくなるかもしれません。しかし、あまり要素を盛り込みすぎると統一感が損なわれ、おしゃれに見えなくなる恐れがあるので、ラッピングの方向性を明確に打ち出すようにしましょう。
まとめ
袋を使うと、プレゼントをおしゃれにラッピングできます。不織布袋・OPP袋とリボン・タグなどを組み合わせることで、手軽に可愛らしいラッピングを施すことが可能です。
ラッピングをおしゃれに見せるためには、プレゼントのテーマや季節感を大切にする必要があります。特に統一感を意識することで、ラッピングのおしゃれさがアップするでしょう。
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