- ダンボール通販・購入 トップ
- おすすめコンテンツ一覧
- ダンボールワンポイント記事
- お米の梱包方法|安く送る方法や注意点も解説
お米の梱包方法|安く送る方法や注意点も解説
「親戚に白米を送りたい」「収穫したお米を消費者に出荷したい」など、お米を届けたいものの、送り方に迷っている人もいるでしょう。食品であるお米を無事に相手に届けるためには、どのような方法で梱包し、発送するとよいのでしょうか。
この記事では、お米を梱包する方法や上手に包むためのコツ、梱包する際の注意点について解説します。お米をなるべく安く送る方法も紹介するため、可能な限り品質をキープしながらも、配送コストを抑えられる梱包方法・発送方法を選択しましょう。
1.お米の梱包方法
宅配サービスなどを利用して、米袋に入ったお米を発送する際には、適切な手順に沿って梱包することが重要です。ここでは、お米の梱包方法の流れと、発送準備における具体的な作業内容を説明します。
(1)梱包用の資材を準備する
米袋を発送するための各種梱包資材(ダンボールや緩衝材、ビニール袋・ポリ袋、ガムテープなど)を準備します。
(2)米袋をビニール袋に入れて口をしっかり閉じる
米袋のままダンボールに詰めると、衝撃が加わった際に袋が破れてしまう恐れがあります。米袋が丸々入る大きさのビニール袋やレジ袋などに米袋ごと入れ、なるべく空気を抜いて真空状態に近づけた上で、しっかりと口を結んで封をしておきましょう。
(3)米袋の大きさに近いダンボールを用意する
輸送時にダンボールの中で米袋が動いてしまわないよう、米袋の大きさに近いダンボールを準備しましょう。米袋を寝かせて入れた場合に、少しだけゆとりがある程度の寸法のものを選ぶことがポイントです。
(4)ダンボールに米袋を詰める
米袋を平らに寝かせるようにしてダンボールに詰めます。無理に詰め込もうとすると米袋が破れ、中のお米がこぼれてしまう可能性があるため、複数の米袋を同梱する場合には特に注意しましょう。
(5)隙間を緩衝材で埋めてダンボールに封をする
米袋とダンボールとの間に隙間がある場合は、箱の中で米袋が動いてしまわないよう、隙間を緩衝材で埋めるようにしましょう。米袋とダンボールのフタ(開口部)の間の隙間も忘れないようにしてください。
隙間を埋めたらダンボールを閉じます。中身が出てこないよう、ガムテープなどを使用して封をしましょう。
2.お米を梱包する際の注意点3つ
お米を梱包する際には、押さえておくべき注意点がいくつか存在します。注意すべきポイントを守らずにお米を梱包すると、米袋が破損したり、米袋ごとダンボールから抜け落ちてしまったりするといったトラブルが発生しかねません。
ここでは、お米を梱包する際の3つの注意点について紹介します。お米を無事に届けるためにも、注意事項を理解した上で丁寧に梱包しましょう。
2-1.必ずダンボールに梱包する
お米が米袋に入っているタイプの場合、米袋のままでは宅配便などで発送することができません。米袋に直接伝票を貼るようなことはせず、適切なサイズのダンボールに梱包した上で伝票を貼り、配送業者に渡して手続きを行うようにしましょう。
お米を梱包するためのダンボールに指定はありませんが、厚手の素材でお米の配送に最適なお米専用のダンボールがおすすめです。お米専用ダンボールには、米袋のサイズ(お米の重量)に合った形状をしているため、発送や緩衝材にかかる費用を抑えられるというメリットがあります。コストダウンを図りたい人は、利用を検討してみましょう。
2-2.底抜けに気をつける
米袋に入ったお米は5kgや10kg、20kgといった重量があるため、梱包のしかたによってはダンボールが底抜けする場合があります。お米など重い荷物を送る際には、ダンボールの負担を軽減するために、底面を丈夫なテープでしっかりと補強しましょう。使用するテープは、OPPテープや布テープがおすすめです。
また、テープの貼り方も重要なポイントです。「十字貼り」や「キ貼り」、「米字貼り」といった貼り方で強度を高めましょう。底抜けを予防するためには、丈夫な材質のダンボールを使うことも大切です。必ず新品の製品を使用しましょう。贈答用にも適したお米専用のダンボールもおすすめです。
2-3.カビや害虫に気をつける
お米は食品であるため、梱包状態や輸送の状況によっては、配送中にカビが生えたり、害虫が混入したりする恐れもあります。お米の劣化を防いで相手のもとに安心して届けるためにも、米袋をビニール袋で包んでしっかりと密閉し、汚れや水濡れ、虫・ゴミ・異物の混入を防ぎましょう。
また、米袋を包むビニール袋だけではなく、外箱となるダンボールも隙間ができないようにすることが重要です。ダンボールに隙間があるような甘い梱包をすると、運搬中にダンボールの箱が開いてしまう恐れがあります。ダンボールの補強も兼ねて、ダンボールに封をした後にテープなどで隙間をふさぐようにしましょう。
3.【重量別】お米を安く送る方法
お米のように重みのある荷物を送る際には、サイズよりも重さが重要なポイントとなります。お米の場合は、重さに比例して体積も大きくなるため、発送するお米の重さによって安く送れる方法が異なることに注意しましょう。
ここでは、送るお米の重さを3段階に分け、それぞれの重さ別にお米を安く送れる方法を紹介します。お米の重さに応じた適切な発送方法や料金について確認し、お米をなるべくお得に送る方法を選びましょう。
3-1.4kg以下の場合:定形外郵便物
送るお米の重さが4kg以下の場合、日本郵便(郵便局)が提供する「定形外郵便物」を利用すると安く送ることができます。全国一律料金で送れるという長所があり、遠方にお米を送りたい場合に重宝するでしょう。
■定形外郵便物のサイズ・重さ
規格内 規格外 最大サイズ 34cm×25cm×3cm
- ・縦・横・高さのうち、最も長い辺が60cm
- ・3辺の合計が90cm以内
最小サイズ 14cm×9cm
※通常はがきのサイズ重さ 1kg以内 4kg以内
■定形外郵便の料金
重さ 料金 規格内 規格外 ~50g 140円 260円 ~100g 180円 290円 ~150g 270円 390円 ~250g 320円 450円 ~500g 510円 660円 ~1kg 750円 920円 ~2kg 取扱いなし 1,350円 ~4kg 取扱いなし 1,750円
なお、発着地によっては、後述する「ゆうパック」のほうが安く送れる場合もあります。発着地も考慮して「定形外郵便物」か「ゆうパック」か選ぶようにしましょう。
3-2.4kg~25kgの場合:ゆうパック
4kg〜25kgといった比較的重量が大きなお米を送る場合は、日本郵便の「ゆうパック」の利用がおすすめです。ゆうパックはサイズと発着地によって料金が異なるため、送料が気になる方は事前に公式ページでシミュレーションしておきましょう。
■ゆうパックのサイズと料金
荷物の大きさ
(3辺の合計)荷物のサイズ 基本料金 例:北海道発・北海道着 例:北海道発・沖縄着 ~60cm 60
サイズ810円 1,550円 ~80cm 80
サイズ1,030円 1,760円 ~100cm 100
サイズ1,280円 2,010円 ~120cm 120
サイズ1,530円 2,270円 ~140cm 140
サイズ1,780円 2,550円 ~160cm 160
サイズ2,010円 2,770円 ~170cm 170
サイズ2,340円 3,160円
出典:日本郵便「ゆうパック」
3-3.25kgを超える場合:重量ゆうパック
25kgを超える重量のお米を発送したい方は、日本郵便の「重量ゆうパック」を活用しましょう。重量ゆうパックでは、60サイズから170サイズまでの大きさで、25kg超・30kg以下の荷物を発送することが可能です。
重量ゆうパックも、配送地域によって料金が異なります。通常のゆうパックよりも、到着日が1日ほど遅れる場合があることに留意してください。
■重量ゆうパックのサイズと基本料金
荷物の大きさ
(3辺の合計)荷物のサイズ 基本料金 例:北海道発・北海道着 例:北海道発・沖縄着 ~60cm 60
サイズ1,330円 2,060円 ~80cm 80
サイズ1,540円 2,280円 ~100cm 100
サイズ1,800円 2,520円 ~120cm 120
サイズ2,040円 2,790円 ~140cm 140
サイズ2,300円 3,060円 ~160cm 160
サイズ2,520円 3,280円 ~170cm 170
サイズ2,860円 3,670円
まとめ
お米を梱包する際には、米袋をビニール袋などに包んだ上で、米袋のサイズに合った大きさのダンボールに詰めましょう。「底抜けしないよう丈夫なテープで補強する」「米袋がダンボール内で動かないよう緩衝材を利用する」などの工夫も重要です。お米の重量や発着地に応じて適切な発送方法を選び、なるべくコスト削減を目指しましょう。
お米を送る際の梱包材には、新品でお米の重量に十分耐えられる厚さのお米専用ダンボールがおすすめです。良質でコスパのよい多様な種類のダンボールを取り扱う「アースダンボール」では、お米専用ダンボールも取り扱っています。お米を無事に相手に送りたい方は、ダンボール専門店「アースダンボール」の通販をぜひご利用ください。