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タイヤの梱包方法|梱包・発送時の注意点も解説
タイヤの梱包が適切ではないと、配送中の衝撃によってホイールに傷がついたりタイヤが破損したりする恐れがあります。タイヤを傷つけずに受取人の元へ届けるには、梱包材の役割を理解した上で正しく使用しましょう。
当記事では、タイヤの梱包に役立つダンボールや具体的な梱包方法を紹介します。タイヤを梱包・発送する場合の注意点と、梱包材に使える商品の紹介もしているので、適切なタイヤの梱包方法が知りたい人はぜひご覧ください。
1.タイヤの梱包方法
タイヤを梱包する際は、まず以下の5つの梱包材を準備しましょう。
★ダンボールシート、ダンボール箱
ホイール部分を覆えるサイズのダンボールシートを用意します。タイヤホイールなしで発送する場合も、空洞部分をふさぐために使用するとよいでしょう。
◆【600×600】ダンボールシート 厚さ8mm
ホイールを覆える60cm角サイズの板ダンボールです。通常より厚めな8mm厚に加え、材質は強度の高いK6という種類のため、養生や緩衝材としても利用できます。
タイヤをそのままダンボール箱に入れたいときは、こちらの商品がおすすめです。
◆タイヤ・ホイール梱包用ダンボール箱
15インチのタイヤ・ホイールにぴったりサイズのダンボール箱です。タイヤを寝かせた状態で梱包できるので養生しやすく、W/F・K6材質の強度の高い箱なので配送中タイヤをしっかり保護します。
タイヤ・ホイールのサイズが15インチより大きいサイズの場合は、下記のリンクより、大型ダンボールの問い合わせが可能です。
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★気泡緩衝材
ホイール保護のために、気泡緩衝材も使用するとより安全です。配送中や梱包時の衝撃を和らげてくれます。
◆エアキャップ一般120(特価)
made in japanの高品質と圧倒的な緩衝性能を有する気泡緩衝材です。透明性が高く、梱包した後も発送商品が確認しやすい利点があります。
★ナイロン袋
タイヤ本体を入れられるサイズのナイロン袋を用意します。特に使用済みタイヤの場合、周りの荷物を汚さないためにも必要です。ストレッチフィルムや梱包用ラップでも代用可能です。
★テープ
ダンボールや緩衝材を固定するために使います。透明性・耐水性のあるOPPテープやガムテープなどが利用可能です。
★PPバンド
荷締め用の結束バンドです。プラスチックの留め具がセットになっているバンドがおすすめです。
ここでは、タイヤの梱包手順と注意点を説明します。
1-1.タイヤを洗浄する
梱包する前に、タイヤを綺麗に洗浄します。中古のタイヤは、一見綺麗であっても土埃で汚れています。梱包作業中に周囲を汚さないためにも、タイヤを丸ごと水洗いしてください。
タイヤの溝に入り込んだ土や泥などは、ホースの水圧で洗い流しましょう。ホイールの裏側も汚れが溜まりやすいので念入りに流します。タイヤを綺麗にすることで受け取り側の印象がよくなるだけでなく、配送業者への配慮も示せるでしょう。
洗った後は、よく乾燥させてからタイヤをナイロン袋に入れ、口を縛ります。
1-2.ホイールを保護する
次に、ホイールを保護するための梱包を行います。梱包方法は下記の通りです。
(1)ホイールの上に気泡緩衝材を置く
ホイール表面を覆えるサイズに気泡緩衝材をカットし、ホイールにかぶせます。
(2)ダンボールシートを重ねる
気泡緩衝材の上に、ダンボールシートを重ねます。気泡緩衝材より少し大きめのダンボールシートを使うと、テープで留めた際に収まりが綺麗になります。
(3)タイヤとダンボールをテープで固定する
ダンボールシートがずれたり、気泡緩衝材が抜けたりしないようテープで貼り付けてください。ダンボールシートの角がタイヤの外径からはみ出たら、折り込んでタイヤの形に合わせます。
(4)必要な場合は両面とも梱包する
裏面も同じように気泡緩衝材とダンボールシートで梱包すると、安定感と強度が増してタイヤが守られます。ホイール保護の観点からは、表だけでも問題ありません。しかし、高価なタイヤやタイヤへの傷が心配な場合は、両面梱包したほうがよいでしょう。発送伝票はダンボール面に貼ります。
1-3.PPバンドでしっかりと固定する
ダンボールからタイヤが外れるのを防ぐため、PPバンドで固定します。2本のPPバンドを使い、十字にかけましょう。ねじれがないか確認してから、きつく締めます。PPバンド用のストッパーで留めると、手締めでもしっかりと固定できます。PPバンドが抜けないように、ダンボールに接している部分をテープで留めると安心です。
2.【タイヤ梱包】PPバンドの結び方
タイヤをしっかりと梱包するには、PPバンドが必要です。しかし、PPバンドを使用する機会はあまり多くなく、使い方がよく分からない人もいるでしょう。PPバンドは、PPバンドストッパーとセットで使うのが一般的です。
PPバンドの結び方やストッパーの通し方は、以下の通りです。
ストッパーを使ったPPバンドの結び方
- 1、片方の先端を、短い方が上側になるよう折り曲げる
- 2、折り曲げた輪っかをストッパーの穴に通す
- 3、ストッパーに付いている足を1つ、輪の中に折り込む
- 4、長い方を引っ張って輪を締める
- 5、反対の端も同じようにストッパーに通して輪に足を折り込む
この状態で荷物にPPバンドをかけたら、親指でPPバンドを押さえながらストッパーから出ている先端を引っ張ります。ストッパーで固定されるため、タイヤのサイズに合わせてきつく縛ることが可能です。手を切らないよう軍手の着用をおすすめします。
◆PPバンドストッパー(16mm)
梱包用機械がなくても、手軽に荷物を結束できるアイテムです。手ではすぐに緩みがちなPPバンドでの結束も、PPバンドストッパーがあれば簡単にきつく締められます。
3.タイヤを梱包・発送する場合の注意点
重量があり、サイズも大きいタイヤを梱包・発送する際は、正しい梱包方法や送料に気を付けましょう。誤った方法で梱包・発送すると、配送中に思わぬトラブルが生じる可能性があります。発送が滞り、配送先との信頼関係にも影響を及ぼす恐れがあるため注意が必要です。
ここでは、タイヤを梱包・発送するときの注意点を紹介します。
3-1.配送サイズ・重量には上限がある
宅配便で送れる荷物の大きさ・重量には限りがあります。「縦横高さの合計が200cm以内かつ重さ30kg以内」など配送業者ごとに上限サイズが決められていて、規格を超える荷物は、宅配便として配送できません。
インチ(外径)は、タイヤサイズの表示から調べることが可能です。一方で、重量はホイールにもよるため、自身で計測しなければ分かりません。特に、複数のホイール付きタイヤをまとめて発送しようとすると、上限に達する可能性があるため注意が必要です。
3-2.送料が予想以上に高くなることがある
タイヤはサイズが大きく、送料が高くなりやすい傾向にあります。荷物発送時に送料を最小限に抑えるコツは梱包方法を工夫してコンパクトにすることです。しかし、タイヤは梱包を小さくする余地がほとんどなく、料金を削る手段がありません。タイヤを傷つけないように、気泡緩衝材を挟むなどしっかりした梱包が求められるため、配送料金は高めに想定しておきましょう。
3-3.ホイールの保護が甘いと送れない場合がある
ホイールが保護されていない梱包方法だと、配送を断られるケースがあるため注意が必要です。梱包が甘いと、配送中の衝撃によってホイールが傷ついたり破損したりするリスクが高まります。破損トラブル防止の目的で、ダンボールや気泡緩衝材での補強・梱包を発送受付の条件としている運送会社も多いでしょう。梱包する際は、必ずホイールを梱包資材で覆い、PPバンドで固定するなど念入りに保護してください。
3-4.1本ずつ梱包・発送する
タイヤをまとめて梱包することは避け、1本ずつの梱包・発送がおすすめです。まとめれば複数本を1個口として発送可能とする配送業者は多いとはいえ、サイズ・重量がかさみ、宅配便として発送できなくなる可能性もあります。また、1つずつホイールを保護する梱包を施すため、まとめても梱包過程は変わりません。運びにくくもなるため、個別に梱包・発送するほうがよいでしょう。
まとめ
タイヤを配送中の衝撃から保護するためには、ダンボールシート、気泡緩衝材、ナイロン袋、テープなどを準備します。タイヤを洗浄してホイールを保護した後、PPバンドでしっかりと固定しましょう。タイヤを梱包・発送するときは、配送サイズ・重量の上限や、送料が予想以上に高くなる点にも注意しましょう。
「アースダンボール」では、高品質で低コストなダンボールを数多く取りそろえています。タイヤに適した大型ダンボールや気泡緩衝材もあるので、梱包材でお悩みの人は、ぜひ「アースダンボール」をご利用ください。