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封筒に書く「在中」の意味|使用する種類や正しい書き方を解説
ビジネス用途で封筒を使う場合、封筒に「○○在中」と書かれることが多くあります。「在中」とは、封筒の中にその書類が入っているという意味です。請求書や契約書などの重要な書類を送付する場合に、「在中」が使われます。また、就職・転職活動で、履歴書を企業に送る場合にも「履歴書在中」と封筒に記載することが一般的です。
この記事では、「在中」の詳しい意味や使用例から、正しい書き方まで解説します。封筒で大切な書類を送りたいけれども、「在中」の書き方で困っている方は、ぜひご覧ください。
1.封筒で使われる「在中」の意味とは?
「在中」とは、「封筒や包みの中に書類や金品など何か物が入っていること」を意味する言葉です。「在中」の前には、封筒に入っている物の名称を記します。たとえば、履歴書が入っている封筒であれば「履歴書在中」、見積書の場合は「見積書在中」です。
ビジネスシーンや転職活動でよく使われる用語で、書類送付にあたって封筒に「○○在中」と書くことはビジネスマナーとされています。取引先企業などに書類を送るときは、忘れずに書くようにしましょう。
1-1.「在中」の使用例
封筒に何を入れるかで、「○○在中」の○○部分は変わります。ここでは、ビジネスシーンと転職活動のシーンに分けて、使用例を見ていきましょう。
ビジネスシーンでよく使われているのは、以下の表現です。
- 提案書在中
- 見積書在中
- 契約書在中
- 請求書在中
- 納品書在中
- 領収書在中
関係者以外に開封されたくないときや、緊急性があることを表示したいときなどは、「重要書類在中」と書くこともあります。
転職活動では、以下のように使われます。
- 履歴書在中
- 職務経歴書在中
- 応募書類在中
- エントリーシート在中
1-2.「在中」を使用する目的
封筒に「在中」と書く目的は、受け取った相手に何が入っているかを知らせることです。通常、会社には顧客や取引先からの郵便物以外にも、チラシやDMなどが大量に届きます。中身が分からない封筒の場合、担当者は一通ずつ開封して確認しなければなりません。
「○○在中」と書かれた封筒であれば、開かなくても一目で中身が把握できます。書類の種類に応じて、「中に契約書が入っているからすぐ確認しよう」「履歴書が入っているから担当部署に回そう」などすぐに適切なアクションを取ることも可能です。
不要な郵便物に埋もれてしまったり開封を後回しにされてしまったりする事態も避けられるでしょう。重要な書類が入っていると分かれば、担当者が丁寧に扱うため、破損のリスクも軽減できます。
封筒に「在中」と書くことは、ビジネスマナーとされています。封筒の内容物が把握できて仕分けしやすくなり、先方担当者の負担を軽減することにつながるためです。
2.封筒に記載する「在中」の書き方
封筒に「在中」と記載するときは、いくつか注意すべきポイントがあります。決まりを守らず適当な方法で書いてしまうと、受け取った相手に「マナーを知らない失礼な人」だとの印象を与えてしまいかねません。きちんと注意点を押さえて書くことで、書類の重要性を正しく伝えられます。
ここでは、「在中」の書き方で押さえておきたいポイントを具体的に解説します。
2-1.記載する位置に注意する
封筒に「在中」を記載する位置に関して、厳密な決まりはありません。封筒にはさまざまなサイズがありますが、縦書きか横書きかで「在中」を書く位置が決まります。縦書きの封筒は左下に書き、横書きの封筒は右下に書くことが一般的です。また、宛名とはっきり区別がつくように、少し離して書くようにしましょう。
封筒の裏面などに書くと、受け取った相手が「在中」の表記に気付かない恐れがあります。一般的な記載位置に倣い、縦書きなら左下、横書きなら右下を守りましょう。
2-2.赤いボールペンを使用する
「在中」の文字色に明確なルールや決まりはありませんが、赤色で記載することが一般的です。封筒の表書きは、通常は黒色で記入します。「在中」のみ赤色で書けば、黒色の住所や宛名と区別がつきやすく目立つため、受け取った相手もすぐに認識できます。
ただし、封入物が見積書や請求書といったお金に関する書類の場合は、赤色を避けてあえて青色で書くことがあるので、覚えておきましょう。赤色で書かないのは「赤字」を連想させるためとされています。
2-3.四角の枠には定規を使用する
封筒に「○○在中」と書いた後は、文字を四角い枠で囲むことが一般的です。書かなくても問題はありませんが、より目にとまりやすくなります。四角い枠は、フリーハンドではなくきちんと定規を使用して、まっすぐな線で書くようにしましょう。
定規を使うのが面倒であるからと四角の枠を手書きすると、線がガタガタになり見た目がよくありません。場合によっては、受け取った相手方に「仕事が雑な人」などのよくない印象を与えてしまう可能性があります。
2-4.書類を入れる前に記載する
「在中」は、書類を入れる前の空の封筒に書くことが大切です。うっかりやりがちなミスですが、書類を入れてから封筒に文字を書こうとすると、中の紙の厚みでぼこぼこしてうまく書けない恐れがあります。定規を使って四角枠を書こうとしても、封筒自体がぼこぼこしていてはきれいな線にならないでしょう。封筒に記載する際にかかる筆圧で中の書類に文字が写ったり、油性ペンを使った場合はインクがにじんだりする恐れもあります。
入れる書類は分かっているので、先に封筒に「○○在中」と書いてしまいましょう。そうすれば、中身の影響を受けずに文字や線がきれいに書けます。
2-5.修正ペン・消えるペンの使用は避ける
封筒に「在中」と書こうとして、字を間違うこともあるでしょう。ミスした部分を書き直そうとして、修正ペンや修正テープを使うことは避けるべきです。修正した封筒を受け取った相手は、「新しく書き直す程度の手間を省いた」と感じ、悪い印象を持つ人もいるでしょう。面倒でも、必ず新しい封筒を用意して書き直すことが大切です。
また、封筒や書類に字を書くときに、熱を加えると字が消えるペンを使うのはやめましょう。郵送中にこすれるなど、何らかのはずみで文字が消えてしまう恐れがあります。一般的な消えないペンで書くようにしましょう。
3.「在中」はスタンプ・シールで記載してもOK
文具店などでは「在中」と書かれたスタンプやシールが販売されています。「在中」は手書きでなくてもよく、スタンプやシールを使用しても失礼に思われることはありません。業務で毎日大量に書類を送付する人、きれいに字を書く自信がない人などは、スタンプやシールを使うとよいでしょう。
スタンプを押すときやシールを貼るときは、封筒に沿って歪まずまっすぐになるよう意識することが大切です。
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4.直接手渡す場合にも「在中」は必要?
封筒に「在中」と書く目的は、中に何が入っているかを送付先に知らせるためです。郵送ではなく書類を持参して相手に直接手渡しする場合でも、封筒には「○○在中」と書いておく必要があります。「在中」の表記があることで、受け取った相手は何が入っているかをすぐに判断できるため、直接手渡しする場合も記載しておくべきです。
相手に直接手渡しする場合は、お互いに差出人も受取人も分かっているため、封筒表面に宛名や住所を書く必要はありません。封筒の表面には「○○在中」と記載し、裏面に自分の住所と氏名を書きましょう。
まとめ
封筒に記載される「○○在中」とは、封筒の中にその書類が入っていることを示す表示です。請求書や納品書、契約書などの重要な書類を取引先に送付する場合に、「在中」が使われます。「在中」は、赤色のボールペンで宛名とは区別できるように記載することが、基本マナーです。この記事で紹介した基本マナーを踏まえて、封筒に「在中」と記しましょう。
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