封筒の数え方・単位|厚みに関する単位も紹介

封筒にはさまざまな数え方・単位があります。ビジネスシーンでは常に正しい言葉づかいが求められるため、封筒の受注や発送する際に間違った数え方をしないよう、正しい数え方を知っておく必要があります。

そこで今回は、ビジネスマナーの基礎知識として、封筒の正しい数え方・単位を解説します。「重さの単位」が「厚みの単位」に使われる理由や米坪量と連量の換算方法、大切な書類の送り方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

1. 封筒の数え方・単位

封筒には数種類の数え方・単位があり、混合する方は多いでしょう。ビジネスシーンにおいては送付状を作成する機会があるので、封筒の数え方が大切になります。また、封筒の状態や使い方によっても数え方の単位が変わります。会社の上司や取引先へ失礼がないように、封筒の数え方の単位について理解しておきましょう。

封筒の数え方の単位は、主に以下の通りです。

ここでは、封筒の数え方の単位について、意味や使い方をご紹介します。

 

1-1. 枚

中身が入っていない封筒の単位は「枚」です。主に新品や未使用の封筒のことを指し、総務部に封筒を受注、購入する際は「枚」を使います。

なお、ハガキも基本的に「枚」を使いますが、すでに記入され届いた状態になると単位が「通」に変わります。

【封筒の単位「枚」の使用例文】

「業者から返信用封筒を10枚発注する。」「総務部から封筒を2枚持ってくる。」

 

1-2. 封

中身が入ってる状態かつ封をしている封筒の単価は「封」になります。

封筒に金銭などの貴重品が入っている場合も「封」が使われるため、社員の給料や給料明細などを封筒に入れて渡す際は「封」とするのが適切です。「金一封」の「封」も上記の意味からきています。

【封筒の単位「封」の使用例文】

「ご祝儀が入った封筒が3封ある。」「給料が入ってる封筒が5封ある。」

 

1-3. 通

手紙や請求書、契約書などの書類が入っている封筒の単価は「通」です。書類を入れ発送準備が完了すると、「枚」から「通」に単価が変わります。

また「通」は発送時だけではなく、受け取る場合にも使います。送られてきた封筒の数を確認し、報告する場合は「通」を使いましょう。

【封筒の単位「通」の使用例文】

「発送する封筒が5通ある。」「本日郵送で送られてきた封筒は10通でした。」

 

1-4. 葉

「葉」は「通」と同じで、封筒の中身が入っている場合に使います。ただし、「葉」は手のひらサイズの紙を意味しており、通常の封筒ではあまり使われません。「葉」は文字通り、葉っぱのように手に取りやすいはがきや写真などの薄く平たい紙に使うのが一般的です。ポチ袋をイメージすると、分かりやすいでしょう。

【封筒の単位「葉」の使用例文】

「彼から1葉のはがきが届く。」「あの人の写真を3葉見たことがある。」

 

1-5. 部

契約書や見積書、資料などが複数ある場合、ホチキス止めやクリップ止めしていることがあります。複数枚の書類が1セットになっている紙の単位を「部」といい、封筒単体で「部」を使うことはありません。

本来の意味から考えると適切な単位ではありませんが、封筒を「1部、2部」と数える方もいます。特にビジネスシーンでは、封筒の単位を理解し正しい数え方を心がけましょう。

【封筒の単位「部」の使用例文】

「そこにある資料を5部取ってください。」「この契約書を5部コピーしてください。」

 

2. 封筒の厚みに関する単位・数え方

封筒の数え方の単価は中身やサイズ以外に、封筒の厚みによっても単位・数え方が変わります。厚みに関する単位を覚えておくと、封筒を発送する際などで役に立ちます。ビジネスシーンでの使い方を知っておいて損はありません。

ここでは、封筒の厚みに関する単位・数え方をご紹介します。

 

2-1. 「重さの単位」が「厚みの単位」に使われる理由

封筒の厚さを表す単位は「g/m2」です。「g/m2」は本来、1平方メートル辺りの紙の重さ(坪量)を表しています。

「重さの単位」が「厚さの単位」に使われている理由は、次の通りです。

用紙1,000枚を1連と呼び、1連の重さを「連量」と表します。用紙1,000枚1連の連量の単位は「kg」なので、通常の紙の重さを表している単位は「kg/連」です。連量の数値が大きいほど厚い紙となります。

 

2-2. 米坪量と連量の換算

封筒の厚さを表す単位「g/m2」のことを「米坪量(べいつぼりょう)」といい、「連量」の単位を「kg」と表記します。米坪量は封筒の大きさによって厚さが変わりますが、連量は封筒の大きさが固定されているので、比較的換算が簡単です。

米坪量と連量は、以下の計算式で求められます。

連量÷坪量×封筒の横寸法×封筒の縦寸法

 

3. 大切な書類・データ記憶媒体はクッション封筒で送ろう!

大切な書類や、CD・DVDのようなデータ記憶媒体を封筒に入れて送る場合、クッション封筒を使うことで傷つくリスクを減らし安全に配送できます。また文書情報の漏れ防止や、送り先に大事な書類であるというアピールにもなります。内容物に合わせて最適な封筒選びをしましょう。

ここでは、人気の高いクッション封筒を4つ紹介します。

おすすめ商品

【A4サイズ】ミラーマット クッション封筒 310×210

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封筒の内側にミラーマットを施した、シンプルなA4サイズの封筒です。ミラーマットは均一な厚みと緩衝効果に優れており、食器や小物の梱包に向いています。発泡シート部分は防水のラミネート加工が施してあり、書籍や書類などの水濡れに弱いものをやさしく保護します。また両面テープがついており、封かん作業にのりやテープを必要としません。

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防水クッション封筒260×320(直輸入)

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封筒の内側にエアキャップを施した、緩衝材付き白色封筒です。本や服、ハンドメイド雑貨といった、ネットオークション・フリマアプリ・通販での商品発送に向いています。封筒の表面には防水加工が施され、水気から中身を保護してくれます。外側と内側の両方の安全性が優れてるのが魅力です。

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【色紙サイズ】ペッタンコダンボール 大色紙対応

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まとめ

ビジネスにおいて封筒は身近な存在です。封筒の正しい数え方・単価をきちんと理解し、使い分けすると、周囲に良い印象を与えることができます。職場の上司や取引先で失礼がないよう、最低限のビジネスマナーは身につけましょう。

封筒の数え方の単位は、サイズや厚み、中身の有無によって変化します。形が変わることで単位も変わってくるので、知っておくとよいでしょう。

大切な書類やデータ記憶媒体などを発送する際は、当記事で紹介したクッション封筒をご利用ください。

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