- ダンボール通販・購入 トップ
- おすすめコンテンツ一覧
- ダンボールワンポイント記事
- アッセンブリとは?業界別の意味や代行業者に依頼する際のポイントも
アッセンブリとは?業界別の意味や代行業者に依頼する際のポイントも
ビジネスのさまざまな分野で使用される「アッセンブリ」という言葉をご存知でしょうか?アッセンブリとは、異なる部品を組み立てて完成品を作るプロセスを指し、物流、製造、食品、ITなど多岐にわたる業界で重要な役割を果たしています。各業界でのアッセンブリの具体的な意味や用途を理解することで、その業界特有のニーズや課題に対応できるようになります。
この記事では、さまざまな業界におけるアッセンブリの意味と、アッセンブリ業務を代行業者に委託する際の重要なポイントについて解説します。さらに、アッセンブリにおすすめの資材についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1. さまざまな業界で使われている「アッセンブリ」とは?
アッセンブリとは、「複数のものをまとめて1つにすること」、もしくは「複数の部品から1つのものを組み立てること」を指す言葉です。英語で「集める・組み立てる」を意味する「assembly」から来ています。
アッセンブリは主に物流・販促・製造といった分野で使われる業界用語です。基本的には、商品の生産工程で部品から製品を組み立てる加工作業のことを指しますが、業界によって意味合いが異なるので使用する際には注意しましょう。
今回は、アッセンブリという言葉が用いられやすい4つの業界について、意味の違いを詳しく紹介します。
1-1. 物流業界・販促業界
物流業界・販促業界において、アッセンブリという言葉は「梱包」を指すことが多いです。商品の組み立て工程から箱詰め、販促物の封入、梱包作業までの流通加工全般をアッセンブリと表現するケースもあります。
アッセンブリという言葉が示すのは、チラシの封入やギフトボックスの箱詰め作業といった小規模なものから、倉庫作業における自動車関連製品の組み立てまで広範囲です。組み立て・梱包といったアッセンブリは、BtoC・BtoBを問わず、物流業界・販促業界では頻繁に発生する作業となっています。
1-2. 製造業界
製造業界において、アッセンブリは一般的に「組み立て作業」を指す言葉です。各パーツを組み立てて電化製品や自転車といった製品を作り上げることであり、「アッセン」や「ASSY(アッシー)」と略される場合もあります。大量生産工場におけるライン作業などで主に使われており、組み立て部品によって完成品を生産することは「アセンブリー産業」とも呼ばれます。
企業によっては、組み立てられた部品そのものやライン作業全般を「アッセンブリ」と呼ぶケースもあるので注意が必要です。
1-3. 食品業界
食品業界では、アッセンブリは主に食品やお菓子の「セットアップ加工」を指します。セットアップ加工とは、小袋に包装された食品などを、箱や袋に指定された数量詰める作業のことです。セットアップは「二次包装」と呼ばれる場合もあり、食品を直接包装することは「一次包装」と呼ばれます。
お菓子などと食玩をセットにして1つの商品にすることもアッセンブリの一種です。食品業界において、アッセンブリは商品管理や衛生管理のノウハウの1つと言えます。
1-4. IT業界
IT業界におけるアッセンブリとは、主にプログラミング言語の「アセンブリ言語(アセンブラ言語)」を指す言葉です。アセンブリ言語は機械語に一対一で対応するプログラミング言語であり、コンピュータの動きを直接制御できるのが特徴となっています。また、「.NET Framework(ドットネットフレームワーク)」の用語を指すケースもあります。
「組み立てる」という意味ではほかの業界と同じですが、IT業界においては物理的な組み立てではなくシステム構築という意味を持つのが大きな特徴です。
2. アッセンブリに関する業務を代行業者に委託する際のポイント
ここからは、物流業界・販促業界に関係する方に向けて、アッセンブリに関する業務を代行業者に依頼する際のポイントについて解説します。アッセンブリ作業を効率的に行うためには一定の知識やスキルが必要なので、ノウハウが豊富な代行業者に委託している企業も少なくありません。代行業者に委託する際のポイントを押さえて、業務の効率化・コスト削減を進めていきましょう。
2-1. アッセンブリ業務の実績があるか
代行業者を決める前に、アッセンブリ業務の実績があるかを確認することが重要です。すべてのアッセンブリ代行業者が、自社のアッセンブリ作業に必要なノウハウを持っているとは限りません。
一口にアッセンブリと言っても、扱う商品や作業内容は多岐にわたります。依頼内容と代行業者のノウハウがマッチしていない場合や、そもそも代行業者のアッセンブリ経験が少ない場合、低品質な仕上がりになる可能性があるので注意が必要です。生産性アップのために代行業者に依頼しても、作業ミスなどが発生すると余計な手間や費用がかかってしまいます。
代行業者選びの際には、過去の実績を細かくチェックし、希望の作業を依頼できるかを必ず確認しましょう。
2-2. 信頼できる業者であるか
代行業者選びにおいては、自社商品を安心して任せられる業者かを確認することも重要です。アッセンブリ作業を委託するということは、大切な部品や商品を代行業者に預けるということでもあります。商品によっては、品質維持のために賞味期限・消費期限や温度・湿度管理を行うことが必要です。商品管理の面で代行業者が対応できる範囲を事前に把握しておきましょう。
また、アッセンブリ作業が納期に間に合わなければ顧客からの信用に大きくかかわります。代行業者選びの段階で、納期に確実に間に合うかもしっかりチェックしましょう。
2-3. コストが予算に収まるか
代行業者にアッセンブリ作業を委託する際に、何にどのくらいのコストがかかるかを見積もりでしっかり確認することも大切です。見積もりを見て依頼するかどうかを判断するためには、あらかじめ予算を明確に決めておくことが重要になります。作業内容を明確にし、コストの面で合意した上で依頼すれば、追加コストが発生して予算オーバーするなどのトラブルを回避できるでしょう。
また、価格の安さだけを売りにする業者に依頼すると、低品質な仕上がりになる恐れがあるので注意してください。クオリティとコストのバランスが取れた代行業者を探すためには、複数業者に見積もりを依頼するとよいでしょう。
3. アッセンブリにおすすめの資材
アッセンブリにはさまざまなアイテムが必要です。今回は、アースダンボールで購入できるアッセンブリにおすすめの資材を3つ紹介します。
おすすめ商品
◆【宅配100サイズ】定番ダンボール箱(B4)まとめ買い
外寸法が388×278×326(深さ)mmで、宅配100サイズにピッタリのダンボール箱です。B4サイズのコピー用紙やファイルが入る大きさで、衣類や2リットルのペットボトル、引越しの荷物など、幅広いものを入れられます。厚さは約4mmで、日本で一般的に使われている5mm厚よりも少し薄いですが、強度は5mm厚のものとほとんど変わりません。また、薄い分省スペースで保管できるメリットもあります。
◆エアキャップ一般120
定番の気泡緩衝材が120センチ幅のロールタイプになった商品です。カッターやハサミで簡単にカットでき、商品の梱包はもちろん、箱の空きスペースの詰め物としても使えます。透明性が高く、梱包した後に中身が見える点も強みです。ロール1本あたりの直径は約40センチで、保管の際に多くのスペースを必要としません。
◆クラフトテープ
ダンボール箱になじみやすいナチュラルな色のテープです。高品質でしっかりとした粘着力があり、手でカットできるので使い勝手がよいのが大きなメリットとなっています。単価236円(税込み)と低価格な点も魅力と言えるでしょう。1個単位でも購入可能ですが、3ケース(150個)購入で送料が無料になるので、まとめ買いにも適しています。
アースダンボールでは、弊社で製作したダンボールを使用してアッセンブリ代行を実施した事例があります。アッセンブリの問題点や要望について一緒に解決策を探ることは可能なので、困りごとがあれば一度ご相談ください。
◆【発送代行・ダンボール製作事例】といろBOX|ダンボールと磁石の新発想ブロック
計46アイテムで構成されている『といろBOX』を1梱包にまとめるアッセンブリ作業と、在庫管理も弊社の方で承りますのでお客様の手間やスペースの確保は不要です。
まとめ
アッセンブリとは、異なる部品を組み立てて完成品を作るプロセスで、各業界での役割が異なります。物流業界や販促業界では、アッセンブリは「梱包」という意味で使用される言葉です。
梱包資材専門サイトのアースダンボールでは、梱包資材の製作だけではなく、製作した梱包資材を使用した梱包代行の業務も行っております。オリジナルダンボールの製作から、アイテムの梱包・発送まで一貫して委託したい場合は、ぜひアースダンボールの利用をご検討ください。