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梱包代行とは?梱包代行を利用するメリット・デメリットも紹介
企業の物流業務を効率化するために、「梱包代行」というサービスが注目されています。梱包代行とは、企業が自社製品の梱包や発送業務を専門の業者に委託することを指します。梱包代行を利用することで、業務効率の向上やコスト削減が期待できるので、特に多忙な企業にとってメリットが大きいサービスです。
この記事では、梱包代行の基本的な概要とそのメリット・デメリットについて詳しく解説します。さらに、オリジナルダンボールを使用した梱包代行も可能ですので、ぜひ参考にしてください。
1. 梱包代行とは?
梱包代行とは、名前の通り、自社に代わって梱包作業を行うサービスです。梱包代行は、商品をダンボールに詰める単純な梱包だけでなく、以下のようなサービスも梱包作業に含まれています。
- チラシやパンフレットなど同梱物の挿入
- ギフトラッピング対応
- タグ付け
- 商品の組み立て
- 検品
- ダンボールや梱包材などの手配
自社商品の数が少ない場合、梱包業務の負担はそれほど大きくありません。しかし、取扱商品が増えるほど作業量は多くなり、従業員に負担がかかる可能性があります。
梱包代行を利用すると、梱包にかかる業務負担を減らすことができ、コスト削減や業務効率化につながるでしょう。
梱包代行に関連して、アッセンブリや発送代行については以下のリンクで解説しているので、ぜひご覧ください。
2. 梱包代行を利用する3つのメリット
梱包代行を利用するメリットは、以下の通りです。
- 業務工数・人件費を削減できる
- コア業務に自社のリソースを回せる
- 梱包・発送に関する品質を向上できる
ここでは、それぞれのメリットを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
2-1. 業務工数・人件費を削減できる
梱包代行サービスの利用は、業務工数と人件費の削減に効果的です。
梱包作業は、商品を詰めて終わりではなく、在庫管理や伝票の作成、同梱物の挿入など幅広い業務を行います。そのため、梱包作業の工数と作業に関わる人数が多くなる傾向です。
商品発送のフローが確立できていない会社では、手探りで作業する必要があり、出荷ミスが起こる可能性があります。梱包作業でミスが起こると、さらに作業負担や人件費が増えることにつながるでしょう。
梱包代行を利用すると、梱包のプロがすべての作業を行うので、出荷業務にかかっていた工数や人員を削減可能です。
2-2. コア業務に自社のリソースを回せる
単純作業である梱包を代行業者に依頼することで、空いた時間や従業員をほかのコア業務に回せます。
販促や顧客対応だけでなく、在庫管理や梱包、発送作業まですべてを自社で対応していると、注文数が増加したときに物流業務以外に手が回らなくなる可能性があります。在庫管理や顧客対応まで手が回らなくなると、在庫切れによる売上の減少や顧客満足度の低下などにもつながりかねません。
梱包代行を業者に依頼すると、梱包・発送業務を委託できるので、従業員はほかの業務に集中できます。注文数が増加しても、十分な時間と人員を商品開発や顧客対応などのコア業務に回せるでしょう。
2-3. 梱包・発送に関する品質を向上できる
梱包代行の業者は、商品に合わせて適切な梱包を行う梱包・発送作業のプロです。そのため、梱包代行に依頼すると、梱包・発送に関する品質の向上につながります。
梱包・発送作業に不慣れな従業員が対応した場合、商品梱包がうまくできなかったり、誤配送を引き起こしたりする可能性があります。誤配送や配送中の商品の破損は、顧客からのクレームにつながり、企業の信用を失うケースも少なくありません。
梱包代行を依頼すると、自社で行うよりも発送品質やスピードの向上が期待できます。梱包・発送に関する品質が高くなると、顧客満足度も高くなり、売上アップにもつながるでしょう。
3. 梱包代行を利用する3つのデメリット
梱包代行の利用には、メリットだけでなく、いくつかのデメリットがあります。梱包代行を利用することで考えられるデメリットは、以下の通りです。
- 個人情報の漏洩につながる危険性がある
- ノウハウが自社に蓄積されない
- 柔軟な対応が難しい場合がある
梱包代行の利用を検討中の方は、メリットだけでなくデメリットも把握しておくことが大切です。それぞれのデメリットを詳しく解説します。
3-1. 個人情報の漏洩につながる危険性がある
梱包代行を依頼する場合、業者に顧客の個人情報を共有する必要があるので、個人情報漏洩のリスクが高くなると考えられます。
梱包代行では、作業内容に発送作業が含まれているケースがほとんどです。発送作業を行う上で、梱包代行会社に顧客の個人情報は必ず伝えなければなりません。
個人情報の漏洩は、故意でなくても起こる可能性があります。たとえば、ほかの顧客の納品書を商品に同梱したり、伝票にほかの顧客の個人情報を記載したりなどのミスが考えられます。
情報漏洩のリスクを下げるには、個人情報が適切に管理されている梱包代行業者を選ぶことが大切です。
3-2. ノウハウが自社に蓄積されない
梱包代行の利用は、梱包・発送作業を外部に依頼するので、自社でノウハウが蓄積されにくいと言えます。
梱包代行に依頼した後、何らかの理由で自社で梱包・発送作業を行うと、誤配送や梱包ミスが増える可能性があります。誤配送や商品の破損は、顧客のイメージダウンにつながるでしょう。
将来的に自社で梱包・発送業務を行う場合は、梱包代行業者にすべての作業を丸投げしないことがポイントです。梱包・発送業務の一部を業者に依頼すると、ノウハウの蓄積も可能です。
3-3. 柔軟な対応が難しい場合がある
梱包代行の業務内容は、業者によって異なります。そのため、柔軟な対応が難しいケースも少なくありません。
たとえば、「期間限定のチラシを同梱してほしい」や「発送を一時停止してほしい」などの要望を出す必要性が生じる場合があります。すべての梱包・発送作業を自社で行っている場合は、突然のニーズにも対応可能です。しかし、代行業者に委託している場合は、対応できなかったり、追加料金がかかったりすることもあります。
そのため、代行業者で対応可能な業務を事前に確認しておくことが大切です。
4. オリジナルダンボールを使った梱包代行も可能!
ダンボールなどの梱包資材の製造・販売を行っているアースダンボールは、梱包代行・発送代行の業務も行っています。
梱包して送りたいもののサンプルをアースダンボールに提供すると、アースダンボールが品物に合ったダンボール箱の提案・設計・製作を行います。ダンボール箱作成後、梱包・発送作業まで代行可能です。
アースダンボールに、ダンボールの設計・製作から梱包・発送作業までを任せると、季節やイベントによって箱のデザイン変更を容易に行えるというメリットがあります。社名ロゴを入れたり、フルカラー印刷したりとさまざまなアイデアを形にできるので、世界に1つだけのダンボールを製作可能です。
以下では、アースダンボールでのオリジナルダンボール製作事例を3つ紹介します。
製作事例
◆フルカラー印刷のTシャツ発送用箱
Tシャツ発送用に、全面フルカラーのインパクトのある箱を作りたいという要望を実現した事例です。全面フルカラー印刷の箱を作る際にも、版代は無料です。そのため、コストを抑えて、少量や規格外サイズの箱の製作を実現します。
◆防災セット用オリジナルダンボール箱
本棚や引き出しに収まる箱を作りたいという要望を実現した事例です。実際に本棚やキャビネットを測ったり、ネットで調査したりしてちょうどよいサイズ感の箱を提案しました。また、本棚に置くときには箱を立てて置くことを想定し、ダブルロックと呼ばれる蓋形状の箱で製作しています。サイズ感だけでなく、機能性も重視した箱を作成できるのがアースダンボールの魅力です。
まとめ
梱包代行は、企業が自社の製品梱包や発送業務を業者に委託することで、業務工数や人件費の削減、自社リソースの効率的な活用、梱包品質の向上など多くのメリットがあります。一方で、個人情報の漏洩リスクがある点やノウハウの蓄積不足が起こる点、柔軟な対応が難しい場合がある点がデメリットです。
梱包資材専門サイトのアースダンボールでは、ダンボールの設計・製作だけでなく、製作したダンボールを使用した梱包代行も行っております。オリジナルダンボールの製作から梱包代行まで依頼したい場合は、ぜひアースダンボールをご利用ください。