- ダンボール通販・購入 トップ
- おすすめコンテンツ一覧
- ダンボールワンポイント記事
- 料金別納郵便とは?利用するメリット・条件を解説
料金別納郵便とは?利用するメリット・条件を解説
一般的にはがきをはじめとした郵便物を発送するときは、1枚1枚に切手を貼って発送しなければなりません。
しかし、はがきやチラシ、DM(ダイレクトメール)をはじめとした印刷物の作成・ポスト投函は、モノやサービスを売る企業・商店にとって代表的な宣伝活動・販促活動です。不特定多数に向けて大量に発送しなければならないので、1枚ずつ切手を貼るという行為には大きな手間がかかるでしょう。
このような場合に活用できるサービスが、日本郵便が提供する「料金別納郵便」です。今回は、料金別納郵便の概要から名称がよく似た「料金後郵便」との違い、さらにメリットや利用条件まで解説します。料金別納郵便におすすめの封筒も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
1.料金別納郵便とは?
料金別納郵便とは、日本郵便が提供する「大量の郵便物・荷物を発送したい方向けのサービス」です。
通常、大量のはがき・DM発送時には1枚ごとに切手を貼って郵送料金を支払う必要があります。しかし、料金別納郵便を活用することで1枚1枚切手を貼る必要がなくなるうえ、郵送料金の一括支払いも可能となります。
「リピーターにキャンペーン・セール情報のはがきを送りたい」「休眠顧客に店舗への再訪を促すDMを送りたい」という企業・商店にとっては、非常に便利な郵便物差し出しサービスと言えるでしょう。
また、料金別納郵便は日本郵便が提供するサービスではありますが、全国すべての郵便局で利用できるわけではありません。料金別納郵便を利用できるのは、「集配郵便局」または「支社が指定する郵便局」のみとなることに注意しておきましょう。
出典:日本郵便「料金別納」
1-1.料金後納郵便との違い
料金別納郵便とよく似た名称のサービスとして、「料金後納郵便」が挙げられます。
料金後納郵便とは、料金別納郵便と同様に日本郵便が提供する郵便物・荷物差し出しサービスです。大量の郵便物・荷物の発送時に切手を貼る必要がなくなる点も同様ですが、郵送料金の支払いタイミングに大きな違いがあります。
料金別納郵便は郵便物の発送時に一括で料金を支払う一方で、料金後納郵便は翌月に一括で支払うというシステムとなっています。
また、取扱郵便局の承認や担保の有無をはじめとした利用条件も異なることを覚えておきましょう。
料金別納郵便 | 料金後納郵便 | |
---|---|---|
取扱郵便局の承認 | 不要 | 必要 |
担保 | 不要 | 場合により必要 |
月間差し出し数 | 同料金の郵便物を同時に10通以上 | 月50通以上 |
支払い方法 | 郵便物差出時に都度支払い |
|
出典:日本郵便「料金後納」
2.料金別納郵便のメリット
料金別納郵便を利用することには、いくつかのメリットがあります。下記に、料金別納郵便を利用する代表的なメリットを4つ紹介します。
(1)郵便物1枚1枚に切手を貼る必要がなくなる
料金別納郵便は、切手を貼る位置に料金別郵便であることを示したスタンプを表示すれば利用できます。通常、料金別納郵便を利用しない場合は宛名が印刷されたはがき1枚ごとに切手を貼る必要があります。しかし、宛名とともに料金別納スタンプも一緒に印刷して料金別納郵便を利用すれば切手を貼る作業を省略でき、発送業務の効率化にも大きくつながるでしょう。
(2)郵送料金を現金一括で支払える
大量の郵便物を発送するとなれば、それだけ切手も必要です。場合によっては、希望する切手が在庫切れになって一度に購入できないケースもあるでしょう。しかし、料金別納郵便を利用すればわざわざ切手を購入する手間が省略できるだけでなく、現金一括で支払えるので発送にかかわる大幅な業務効率化につながります。
(3)郵便物・荷物の差出状況を記録できる
料金別納郵便を利用して郵便物・荷物を差し出すときは、「別納郵便物等差出表」に差出人住所・氏名・連絡先のほか、発送日や郵便物の枚数・合計金額を記入することとなります。これらの情報は記録としてすべて残るので、経理処理が非常にスムーズとなる点も大きな魅力です。
(4)広告を掲載できる
前述の通り、料金別納郵便を利用するときは、料金別納郵便であることが分かるマークを表示することが基本です。この料金別納スタンプ下部には直径2~3cm程度の小さな空きスペースがあり、企業・お店のロゴデザインやキャンペーン関連情報を印字するなど自由に活用できます。余裕のある大きさではないので自由度には欠けますが、ちょっとしたアピールには最適と言えるでしょう。
3.料金別納郵便の利用条件
料金別納郵便は、日本郵便が指定した特定の条件を満たさなければ利用できません。下記は、料金別納郵便の利用条件です。
(1)差し出す郵便物・荷物はすべて同一料金であること
料金別納郵便を利用して大量の郵便物を差し出すときは、それぞれの郵便物がすべて同じ料金でなければなりません。そのため、1通でも種類・送料の異なるはがきやDMが紛れ込んでいた場合は料金別納郵便を利用することが不可能です。しかし、郵便料金ごとに分けて差し出す場合は問題ありません。
(2)同時に10通(個)以上差し出すこと
料金別納郵便は、同時に10通以上の郵便物、または10個以上の荷物が最低条件となっています。10通未満の場合は料金別納郵便を利用できないので注意してください。なお、ゆうパックやゴルフ・スキーゆうパック、さらに電子郵便物(レタックス)、EMSなどにおいては1通(個)でも料金別納にすることが可能です。
(3)郵便切手または現金で支払うこと
料金別納郵便を利用した際の郵送料金は、現金または切手での一括支払い限定であり、クレジットカード決済やオンライン決済は不可能となります。また、郵送料金が100万円を超える場合は切手での支払いも不可能となることを覚えておきましょう。
(4)「料金別納郵便」と表示すること
料金別納郵便を利用する際は、料金別納郵便として送る郵便物・荷物の表面左上部、もしくは右上部(横長の場合)に円形や四角形のスタンプで料金別納表示をしなければなりません。また、前述の通り料金別納マーク内下部には広告を記載できる空きスペースもありますが、表示ルールとして「公の秩序または善良の風俗に反する内容やその他不適当と認められる内容」は却下される可能性があることも覚えておきましょう。
4.料金別納郵便におすすめの封筒3選
料金別納郵便でカタログやパンフレットなどを郵送したいときは、郵送物の破損を避けるためにも封筒に入れておくことがおすすめです。大量に送ることとなるので、大ロットでの購入で1枚あたりの料金が安くなる梱包材の販売専門サイトで購入すると良いでしょう。
ここからは、アースダンボールで販売している「料金別納郵便におすすめの封筒商品」を3つ紹介します。
おすすめ商品
◆【B6サイズ対応】ALL紙製 クッション封筒 150×230+ベロ50mm
B6サイズに対応したクッション封筒です。中のクッションも紙製となっており、プラスチックを一切使用しないこの商品は、環境への優しさと単価の低さが大きな特徴となっています。エアキャップのついた一般的なクッション封筒と緩衝性能は同等以上となっているので、大切な郵便物も安心して発送できます。
◆クッション封筒190×254(直輸入)
DVDがすっぽり入るサイズのクッション封筒です。白色封筒で高級感がありながら、単価は最安値で19.5円とコスパの良さに強みをもっています。口の部分には両面テープ加工がされているので、封かんも非常に簡単です。
◆メール便対応厚紙封筒【B5】(直輸入)
B5サイズが入るメール便対応の厚紙封筒です。一般的な厚紙に用いられる材質が使用されているので、重量のあるカタログやパンフレットも安心して発送できるでしょう。高品質でありながらもロット最安値は25.6円と、低価格な点も大きな魅力です。
また、下記の記事では封筒の大きさや種類の選び方、さらに差出人や宛名の書き方といった基本情報についてもまとめています。料金別納郵便を活用して初めて大量の郵便物を送りたいという方は、ぜひ併せてご覧ください。
まとめ
料金別納郵便とは、大量の郵便物1枚1枚に切手を貼る必要がない・郵送料金の一括支払いができるという日本郵便提供の郵便物・荷物差し出しサービスです。
郵便物・荷物の差出状況を記録できたり、料金別納郵便表示に自社広告を記載できることから、不特定多数の顧客に向けて大量に郵便物・荷物を送りたいという企業や商店に適したサービスと言えるでしょう。
料金別納郵便で大量の郵便物・荷物を送るときは、大切な中身が破損してしまわないよう、封筒に入れておくことも大切です。「アースダンボール」では、料金別納郵便におすすめの封筒商品を豊富に販売しております。質の高い封筒を低価格で購入したいという方は、ぜひ一度アースダンボールの封筒商品をチェックしてみてください。